笑顔です。





やっぱり笑顔です(^o^)





多くの方が笑顔で

高橋大輔選手の競技会における
シングルでのラストダンスを見届けたのではないでしょうか。









私も笑顔ですよ。

えーと…演技の最中ちょっと泣いちゃったけど(笑)

ちょっとだけだし!ホントにちょっとだけ!!だし!!!←何の言い訳なのか

コンディション最悪の中よくぞここまで、とかの感情からではないのですよ。

私って、演技観ている時には基本そうしたバックグラウンド抜けてるし。

彼の足さばき、腕のひとふり、揺れる髪、表情、醸し出す空気感…

そんなものを見つめているうち

心がほんのりあたたかくなってゆきました。

固まっていた何かがほぐれるような。
そして少しばかり泣きました。

とてもさわやかで清々しい気分。
ちょっとしたカタルシスを感じます。


まだ出来たはず、もっと出来たはず、といった
いつもの鬼畜ファンの感情も湧いて来ない。

毒気?が抜けたようですよ(笑)

たぶん彼の演技が
優しさに満ちていたせい。




これはクールでスタイリッシュで
少しばかりエキセントリックな
そうしたプログラムなのだけど

そして彼はその世界を見せてもくれたけど

心をわしづかみにされるというより

心をそっと包み込んでくれるような、小さな明かりを燈してくれるような…

そんな優しさがあって……

うーん…うまく言葉に出来ないけれど

理屈抜きで心に届いた、だから私は感動しました。

彼の演技はいつだってそう。

訳は分からないけど泣けてくる、胸に響く。

これが高橋大輔らしさじゃないか。
シングル最後の大舞台で、私が望んだ通りになりました。

すごい人です。

私は幸せです。


ありがとう、高橋大輔選手。

本当にお疲れ様でした。


心置きなく次へ進んでください。






ああでも、お茶の間の皆さんにはこれだけ言っておきたいわ。





ウチの高橋の実力とポテンシャルはこんなモンじゃありませんからっっっ!!




はあ、スッキリした(笑)






一夜明けて


祭りの後のような一抹の寂しさが私の胸にあります。

悲しさはないのだけれど。





…底が見えそうなほど澄み切った湖にひとり

小さなボートを浮かべて寝転び

雲ひとつない
パキンと晴れ渡った青空を見上げている。

とても静か。何も聴こえない。
きっと鳥たちは遠い岸にいるのだ。

もうボートを漕いで帰らなければならないけれど

もう少しだけ、この青く静謐な世界にいたい。


今はそんな気持ち。









記事タイトルは宮沢賢治の言葉とされていますが、実ははっきりとはしないそう。

でもいい言葉ですよね。

山あり谷ありのジェットコースター人生にピッタリなような(笑)


同じ宮沢賢治から

彼の姿を見ていてふと思い出した言葉を。







「もうけっしてさびしくはない

なんべんさびしくないと云ったとこで

またさびしくなるのはきまっている

けれどもここはこれでいいのだ

すべてさびしさとかなしさとを焚いて

ひとは透明な軌道をすすむ」









本当にありがとう大ちゃん。


これからもよろしくね。