真実ってなんだ?
俺自身は今生きているこの瞬間も虚構だと思っている
今こうして電車に揺られているのも
どこかで誰かがわらっているのも
誰かの見た泡沫の夢…
そんな世界に於いて真実を語るのも馬鹿馬鹿しい話で
誰が何をどう言おうと俺は興味がない
結局の所
信じるも信じないも自分次第
目に映る、そこにあるものが真実
その時その場で、言ったその言葉
違う時違う場所で言った違う言葉
それは本音を隠すという真実
隠されている以上その相手を信じることは出来ないのかもしれない
でもそれも仕方のないこと
生きているってのは何かに嘘をつくこと
自分に
家族に
友人に
他人に
どこかで、何かしらの嘘は混ざってる
その嘘に隠された一握りの真実
それに気づけるかどうかだ
多分、俺は気づきたくないんだと思う
その人の真実を知ったところで何もできない自分に絶望するのが嫌だから
決して俺自身は強くない
強くありたいとは思う
でも足りない
全然足りない
全ての真実を受け入れられるほど強くないんだ
だからどうでもいいなんて世間を斜めから見るようになって
何もかもが面白くなくなって
やがて誰もいなくなる………
そう、俺自身には何もないんだ
誰かに誇れるようなことも
誰かに愛される資格も
自分自身を見つめる勇気さえも
自嘲気味にニヒルに笑って見せても根本的には何も解決しない
ただ、自分の傷口を開いて強がってるだけさ
でも………
それでいいんだ
そんな生き方しか俺にはできない
今までそれで生きてきたんだ
今更変えられる道理がない
悲しい人間だと思うかい?
仕方ないさ
劇的に変わる何かがない限りは
自分でもどうにかしたいのさ
だから今も探してる
自分自身の生き方を変えてしまえるような何かを
答えのない答えを探してる
だからいつも思うんだ
真実なんて答えはどこにもなくて
いつでも自分の胸の中にあるんだって