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skyprincessのブログ

縁あって自家焙煎コーヒー会社に勤めだして4年
さまざまな人との出会いを中心に
面白かったこと・感動したことなどなんでも書いていきます

うちの会社は創業78年を迎える老舗になるのですが
今の社長は3代目です。

創業者である社長のお祖父様は取引先からお客様みんなに「仏様」と
呼ばれていて本当に心の広い優しい方だったそうです。

この仏様
保証人になってあげた人は数知れず
困ってる人がいるとほおっておけず 自分はボロ屋に住んでもご飯を
食べさせ会社の2階や3階に住まわせ面倒をみていたと聞きます。

もっと商売っけを出してたらうちの会社も大きくなってたのにね~。
と社長のお母さんは笑っています。

でも未だに創業者にはお世話になったと言われる方も多いです。

この仏様のお嫁さん
つまり妻となる方で社長のお祖母様なのですがお嬢様育ちで言葉は
悪いですが世間知らずで天然だったとか。

私が入社したときはご存命だったのですが4年ほど前に亡くなり
お葬式に出席させていただきました。


この方のエピソードをたくさん思い出話で現社長から聞きます。
かなり面白いのでそのうちの一つを。


現社長は 大学を卒業し直ぐに会社に入らず 社会勉強を兼ねて
大手ドラッグストアに就職。
現場で働いているとお祖母ちゃんたちが 冬になるとこぞって
買いにくるものに気づきます。

それは

「しょうが湯」

確かに飲むとポカポカ身体が温まるし個別包装でお湯を注ぐだけで
便利で簡単だし。

心優しい社長は 創業者であるお祖父さまが亡くなられたのち 一人で
暮らしているお祖母さまのために「しょうが湯」を買ってプレゼント。

「これ すごくあったまるから。お湯入れるだけで簡単だからね。」
と言う言葉を添えて。



そして数週間後


孫である社長に会った お祖母さま

「 この前はありがとうね~。〇ちゃん(社長の呼び名)が言った通り
「しょうが湯」 すごくあったまったよ。全部 なくなったよ。

でもちょっと体がベトベトするね。」

「???」

そうです。


お祖母さま「しょうが湯」を風呂の浴槽に入れてあったまっていたんです。。。
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そりゃお湯を入れてとは言ったけど お風呂のお湯の中に入れるとは思いつかんかったわ と社長。

こんな天然の可愛いお祖母さま。 

お祖父さまのやることなら大丈夫 と住まわせてあげている方の
ご飯をつくり 文句ひとつ言わず

お祖父さまが亡くなられた後も「寂しい寂しい」と言っておられたとか。。

きっと天国で仲良く暮らしていることでしょう。