出産忘備録 番外編



予定日を遡ること2週間前。


お歳暮で頂いた高級ハムをその2日前に半分夕飯でいただきました。

我が家では滅多に手に入らない高級食材なので

大事に半分ずつ2回にわけて計画的に使おうと。

残りの半分を使って今晩の夕飯を作ろうと思ったら


ない。高級ハムがない。



薄切りのやつじゃなくて、塊のやつ。

どこかへ紛れているのか分からなくなる大きさじゃない。


もしやと思いながらダンナに聞いたら

「昨日と今日の朝焼いて食べたよ。美味しかった♪」


なぬぅ?!

ヾ(。`Д´。)ノ


今思い出しても若干ムカつくけど

この時は出産を控えていて殺気立っていたのかもしれません。


ハムですが。ハムごときですが。


物凄い殺意と憎悪とその他諸々の負の感情が湧き上がってきて抑えることができない。


「バカらしくて夕飯なんか作ってられるか!」

とボイコット。


「私は美味しいものは必ずお父さんとななちゃんと3人で分けて食べようと思うのに。

 なぜアンタにはその心がないのか?!」

かなり罵倒したと思います。


そして。

「バカらしい。外食してやる!肉食ってきてやる!!」

と思い立ち、出かける準備。


喧嘩すると大抵私が家を飛び出すので

学習したダンナは車のカギをどこかへ隠した。

「出ていくなら自力で歩いて行け。車なんか乗るな。」

とダンナ。

おう。臨月の嫁によう言った。

何が何でも肉食ってきてやる!

と夜の8時頃から徒歩で家出。


折しもその日は雪が一番降った日。

歩くとどんどん自分が雪だるまのようになっていく。

目的のお店までたどり着く前にコートがびしょ濡れ。中まで冷たくなってきた。

さすがにお腹の子に何かあったら…と諦めて引き返すことにして。

また大雪の中を引き返して帰りましたとさ。


家に着いたら、見ていたかのように目の前で玄関の明かりを消し戸締りしたダンナ。

腹立たしいったらありゃしない!


予定日2週間前って素晴らしく殺気立つものなんですね。

今思えばそこまで腹立つことじゃない気もするけど。

その当時はもう腹が立って腹が立って…。 

体は冷えてしまいましたが、その後無事にお腹の子は産まれてくれました。

何事もなくて良かった良かった。


ダンナにはペナルティとして後日

謝罪と肉をおごってもらいました。



この一件で私の中で決めたこと。


宵越しのハムは持たない


これが我が家の円満のためのルールになりました(笑)