宮城県で出前授業をして、色々な生徒さんや先生方とお会いして思ったのは、言語習得における「雰囲気」の大切さ。
安心できる雰囲気、
話しやすい雰囲気、
自分を見守ってもらえている雰囲気、
自分に自信が持てる雰囲気、
健全な期待に基づく先生の前向きな雰囲気や、
真剣な雰囲気、
温かい雰囲気
などです。
これは僕がバイリンガル子育てでも大事にしていることだが、思っている以上に大事なのかも。幼児はもちろん、中学生くらいになっても。
「教え方・メソッド」など中身にこだわるのは当たり前だとして、それを包み込む全体の空気。
レストランと同じで、いくら料理のクオリティが高くても、店の雰囲気が悪かったら、おいしく食べられない。もう行きたくない。それは、気持ちの問題。
ただ雰囲気と言っても、それは突然、一方的に作れるものではない。
日々の「習慣」によって、気がついたら共有できているもの。organicにできあがるもの。
なので、良い習慣・スタンダードを作り上げるのが、親や指導者のひとつ大きな役割なのだと思う。
いやぁ、勉強になりました。バイリンガル子育てに活かすぞ~!
※ちなみに、僕は娘の英語教育において「日本語を入り口にする」という選択を取りましたが(英語オンリーにこだわるよりも)、その一つの理由が「雰囲気・気持ち」です。まだ英語が全くわからないうちは、日本語を補助的に使った方がお互いが自然体で伸び伸びと英語を楽しめると思いました。最近は、このやり方でだいぶ英語がわかるようになってきたので、最初から英語だけで話すことも増えました。