前記事で紹介した通り、今日のヒロシは自己中心的な行動を見せて、
食事をとってお風呂に入った後、事務所にそそくさと戻って行った。
私が調子が悪いと言ったので御営み出来ないと思ったのだろう。
なんか・・・
性処理のためだけの相手みたいで凄く嫌・w・;
ラブホテルどころじゃない。
今度、折を見てちゃんと話さなければ。
そんなことを思っていると、二女サラが
「痛いの飛んでけ~」
と言って呑気に笑っているので助かっている。
呑気に、と言うのは彼女に失礼か。
私がお腹をさすっていたので、痛がっていると思ったのだろう。
優しい子だ。
私もその明るさに乗っかってみる。
サラがおちゃらけて変なポーズをとっている。
私も便乗して、サラに向けてドヤ顔を披露してみる。
何がそんなに可笑しいのかというほど大爆笑するサラ。
するとサラが歌を歌い始めた。
「♪we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas we wish you a merry Christmas
and a happy new year~♪」
と歌っている。ナイス発音。
そうか今年ももうそんな季節になるのだなと月日が経つ早さを思う。
「サラ、上手ね!今度パパの前で歌ってごらん?きっとびっくりするよ、パパ。」
夫はサラがほんの少し英語が話せることを知らない。
驚くだろう。
エマもだ。
夫が事務所に戻ったあと、急いた時間が消え、穏やかな空気に一変した。
イライラしている人間がいると、その場の空気がクルっと変わるのが見える。
それはイライラしている人間にだけ見えない空気の色である。
周りの人間はその色を受けて雰囲気が変わる。
いつものようにアホなヒロシで帰宅してくればいいのに。
まぁいい。そんなことはもういいのだ。
娘と私だけになったリビングで、3人で歌を歌って楽しんだ。
「そういえば最近カラオケに行ってないよね」
とエマが言う。
「そうね。次のお休みの時にいこっか?」
と言うと二人ともここぞとばかりに「うん!!」と言う。
リビングに可愛い女の子二人の声が響く。
二人とも上手。
思わず聴き入ってしまう。
今夜はクリスマスソングメドレーだった。
軽く閉じた瞳の裏で小さな花が踊る。
なんて可愛い声なんだろうか。
いつもこうして誰かに癒され助けられ、日々を送っている。
幸せ(*´˘`*)
そう、幸せって何気ない毎日の中に埋もれてるらしいから
ちゃんと見つけて過ごしたいなと思った今日のこと。