けんちゃんと呼ばれて返事をしてしまう39歳@TVドラマ「結婚できない男」 | 絵本読みたがり屋けんちゃんの 絵本あれこれ日記

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【いまハマってるドラマ】

先週の土曜からハマり、

アマプラで見漁っているドラマがある。

 

↑コレです。

もーね、面白すぎてさ、

一日中見てしまった。

 

このドラマに登場する犬の名前が、

けんというんです。

 

【返事をしてしまう・・・】

1stシーズンの中盤あたりから、

このワンちゃんが物語にグイッと食い込んでくる。

食い込むにつれ、

けん!

と呼ばれるシーンが沢山でてくるようになる。

 

僕の名前も「けん」なわけで、

僕を呼んでるわけじゃないって

分かってるんですよ。

分かってるんだけど、

けん!と呼ぶシーンがでてくると

 

はーーーい!


と返事をしてしまう。

しかもね、1人ニヤニヤしながら、

なんだか嬉しい気持ちになりながら。

 

んだよ もーーー

呼ぶなよーーー( ´ ▽ ` )

 

という気持ちになりながら、

TV画面に返事をする。

我ながら、

なんて寂しい男なんだと思うんですが、

嬉しくてつい。

 

【名前を呼ばれる嬉しさよ】

​​​​​​​嬉しいですよね、

自分に向かって名前を呼ばれるの。

 

そんな嬉しさを代弁してくれる

絵本ないかな?

 

と考えて思いついたのが、コレ↓

 

​​​​​​​名前のないネコが、

名前を求めて街を歩く。

街にはいろんな名前のネコがいて、

段々と寂しい気持ちになってくる。

”なかなか やまない あめ。

あめ、あめ、あめ。

こころの なかが あめの おとで

いっぱいになる”

 

そんな気持ちになった時、

女の子に出会うんです。

その子がこう言うんです。

 

”きみ きれいな 

メロンいろの めを しているね”

 

そしてネコはこう感じた。

 

そうだ。

わかった。

ほしかったのは、なまえじゃないんだ。

なまえを よんでくれる ひとなんだ

 

この絵本のネタバレしたけど、

そんなことなんの問題もないくらい

いい絵本です。

 

町田尚子さんの伸び伸びとした

ダイナミックな絵に、

ダイナミックとは正反対な

心の揺れ動きが伝わる繊細な絵。

 

絵本を開き、

読み進め、

読み終え、

絵本を閉じる時には

気持ちがホッコリしている。

 

気になった方がいたら、

ぜひ手にとって読んでみてください。

本当に好きな絵本なんです。​​​​​​​​​​​​​​