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韓国旅行記

歴史、文学、伝承、民話、美術、飲食などを絡ませながら旅します。


2016.10.19

百済の微笑ともいわれる
「瑞山磨崖三尊仏」

開心寺から車で10分、20分程でしょうか。
マエサンジョンブル(磨崖三尊仏)
に着きました。

ひたすら登って行きます。





お寺に着きました。
さらに登ります。

不二門を通ってさらに登ります。

さらに登ります。



着きました。口笛
岩に彫られた磨崖三尊仏です。

運転手さんと一緒に登りました。
これですよ!と教えてくれました。



辺りの景色は何と表現していいのやら。


写真では上手く伝えられませんが夕陽が少し差し込んでいます。


仏様には直接日が当たらないようになってます。雨にも直接当たらないようになってます。それで長い年月、美しく残っているのでしょう。


国宝第84号です。



「ゆったりとした微笑みの釈迦如来、
暖かくて柔らかな微笑みの提華褐羅菩薩、
天真爛漫な微笑の半跏思惟像。

日の当たる角度によって微笑みが違って見える。

この岩は80度に傾いていて雨風が当たらないようになっている。」

と書かれてあります。



磨崖仏は瑞山郊外の山の中腹、岩壁に彫られている韓国最古の磨崖仏の一つで、西暦600年頃に彫られたそうです。

いずれもほほえみを浮かべていますが、
本尊仏は高さ2.8m、
右の脇侍は高さ1.7mです。


瑞山(서산:ソサン)は扶余(부여:プヨ)や公州(공주:コンジュ)から中国へ行く交易路の途中にあります。

そこに瑞山磨崖仏が彫られました。
道行く人の安寧を願うためと考えられています。



この三尊仏は
『법화경(法華經)』に出てくる

釈迦と
弥勒、
提華褐羅菩薩

を表現したものと推定されています。

これが彫られたと言うことは当時、
「法華経」の思想が百済社会に流行したものと思われます。


釈迦如来(現在)
弥勒菩薩(未来)、
提華褐羅菩薩(過去)

釈迦如来の現在、過去、未来の姿を表しているのだそうです。


そろそろ夕刻に近づきました。
戻って次の目的地に向かいます。

続く〜