ある日の朝、夫が顔色悪くリビングにふらふらとやって来て言いました。
「熱が出たかも…」
我が夫。痛みや熱にめっぽう弱い。
普段、男はディフェンスだからと宣っている人と同一人物とは思えません。
話が脱線しましたが、いつもの3倍くらい顔が白くなっており、とりあえず体温計を渡しました。
「…さんじゅうはちど、ごぶ…」
うん、発熱してますねぇ。
「どうしたらいい?」
「発熱外来に行って…あ、予約してね。電話できそう?」
頷く夫にとりあえずやる事をパーッと話しつつ、私も仕事のため朝のバタバタの中で駆け足で出かけていきました。
そして、時は流れてランチタイム。
会社で呑気に昼食を摂る私のスマホに通知が。
夫からの連絡でした。
『コロナ陽性』の文字とともに、陽性にチェックがついた医療機関の用紙の画像が添付されています。
とりあえず上司へ、夫がコロナになりましてん…と説明。
5類となり、濃厚接触者の待機期間も変更されているため、妻といえど特別休むことはないということで普通に翌日からも出勤可能。
そんなわけで、帰宅して夫に「あなたは5日間は外出自粛だから、家でゆっくり療養してるのよ」と言って、必要なものなど購入して準備。
とりあえず、寝室も分けて夫は完全に隔離生活。
そして、翌週の週明け。
目が覚めると全身の倦怠感、頭痛、明らかに熱がある…嫌な予感。
「なんか体調わるいかも…」
その時点ですっかり元気になっていた夫は、呆れ顔でアイスノンをこちらに渡してきました。
「コロナじゃないの?」
同じように発熱外来を受診。診断されたのはコロナ陽性。
まぁ、家庭内感染するかもとは思ったよ…ちゃんと隔離して部屋も分けてたけど、無意味な抵抗だったわね。
そんなわけで、仕事も休ませてもらって療養しておりました。
その間、夕食など食事面は夫が担当。
こう言うと決まって「いい旦那さんじゃなーい」と言われますが…。
そうね、確かに具合悪いときに料理してくれるのは良き夫でしょう。
しかし、我が夫の作る料理は、とにかく塩っぱいのです。ものすっっっごい塩辛い。
コロナで嗅覚をやられ、舌の上が荒れに荒れている私には、まさに毎日が拷問。
ひとくち食べて、激痛&超しょっぱすぎて涙目。
「これ…な、何味…?」
文字どおり震えながら聞く私に、夫はにこにこと愉しそうな顔で言いました。
「こっちは塩ガーリック、で、こっちはカレー風味!」
言えないよ、言えないけど…不味くはないけど、しょっぱすぎて肝臓が悪くなりそうです…。
私は3日目には白米と納豆しか食べれなくなっていたので、気づいたらちょっと痩せたよ…やったぜ…。
ようやく全回復して、現在は通常運転。
気をつけようはないですが、体調不良には気をつけよう。