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病院のあと、久々にコンサートへ。夕方、チケット完売で当日券販売なしの読響560回名曲シリーズのキャンセル待ち整理券を求めて、サントリーホールのボックスオフィス前に並びました。指揮はユーリ・テミルカーノフ氏。ピアノは河村尚子さん。プログラムは前半のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と後半のチャイコフスキーの交響曲第6番。テミルカーノフ氏といえば、氏がまだ六十代ぐらいの頃、天才少女ハンナ・チャンさんを独奏者に迎えてスイスのバルビエ音楽祭のオーケストラとチャイコフスキーのロココ風の主題による変奏曲を演奏されたときのリハーサルと素晴らしい本番演奏をまとめたたいへん見応えのあるドキュメンタリーを昔テレビで見たことがあります。河村尚子さんの演奏に接するのは今回が初めて。→無事チケットを入手し、いざ演奏会へ。分厚い美しい響きのまことに素晴らしい演奏でした。アンコールは二曲あり、どちらも繊細で絶品。休憩前の前半最後、河村尚子さん独奏でバッハ(エゴン・ペトリ編曲)「羊は安らかに草を食み」、そして、後半のチ
ャイコフスキーの後、テミルカーノフ氏指揮読響でエルガー「ニムロッド」(「エニグマ変奏曲」より)。まことに心が洗われました。