今晩は本郷短歌会の歌会でした。出詠者11名、出席者7名。私の提出した詠草は以下の二首です。

題詠「天国」
詞書(ひとつ野を埋みて梅の花咲けばことわり絶えて彼岸のひかり 上田三四二・歌集『黙契』所収)
天国にひとつ野ありて梅の花ひかりて咲けるを見てをり老医師

自由詠
真白なる島社(しまやしろ)の砂に朝の犬ゆたりゆたりと尿(ゆまり)してをり

 拙歌にはいつも通りといいますか票をあまり頂けませんでしたが、たくさんの批評をうかがえていつもながらに面白い歌会でした。大野道夫先生、てっちさん、八十八さんはじめご出席のみなさま、お疲れ様でした。有り難うございました。