システムエンジニア(SE)という言葉はかなり多義的であいまいな言葉です。
私も自己紹介で職業を言う時、
「SEです。」
と言っているのですが、実際何をしているのか、業界外の人には正直全く伝わっていないと思っています(※業界内の人にもあまり伝わらないと思う)。
「IT業界で、営業職・社内管理業務職以外で、PCを業務で日常的に使用する人たち」
私はこのような意味でシステムエンジニア、という言葉を使っています。
かなり粒度荒いなと思われるかもしれませんが、別に間違っていないと思っています。
「システムエンジニアとは?」でググると、よく、「プログラマの行う実装工程よりも上流の設計や要件定義を行う人」という意味で解説している検索結果にかかります。これも間違いではありません。
でも、実際にはプログラマとその意味でのSEなんて、そんなに厳密な垣根は存在しないです。私も、設計業務やってた次の月にプログラム作成ということは普通にあるし、結構流動的なんだなと感じます。
そういうことが実際に仕事をしてみてわかったので、冒頭の意味で「SEです」と自己紹介をしています。伝わってないけど。
一般論としても、使う人によって微妙にイメージが違う。だったら、
「IT業界で、営業職・社内管理業務職以外で、PCを業務で日常的に使用する人たち」
という一番広い意味でいったん解釈するのが誤解の余地が少なくて良いのではないか、と思っています。