GWの前半を家族で山中湖で過ごした後、少し東京に寄ってから、
半ば~後半にかけて東北(宮城・岩手・福島)に観光とボランティアに
行ってきました。
会社の後輩と行ったのですが、今年のGWは絶対に被災地に行き、
自分の目で被災地の現状、復興状況を見ようと思ってました。
そして、ただ見るだけでなく、今でも何か手伝えることがあるのなら、
と思い、ボランティアにも参加させていただきました。
今回、宮城の石巻市でのボランティアの内容というのは、
被災された家の解体です。説明するまでもないかもしれませんが、
バールや金槌で1階部分の天井・床板を剥がしたり、釘を抜くといった
作業です。(防塵マスク・メガネが必要です)
実際に活動してみて実感しましたが、
1日で何か劇的に進むというものではなく、本当に地道な活動です。
自分が本当に何か貢献できたのか、と問いかけました。
陸前高田のボランティアセンターの方がこんなことを言ってました。
「正直、皆さんのやってもらってるがれき処理なんかは、
重機でやったほうが早いんですね。ただ、皆さんが時間をかけて
片付けてる姿を見せる、被災地の方に少しでも状況が
『良くなってる』様子を感じてもらえればいいんです。
県外の人と県内の人とではどうしても意識の差があります。
特に1年たった今ではそのことを感じる場面もあります。
それは仕方がないことだと思います。
ただ、今日、ここに来てくださったみなさんには、
今回学んだこと、感じたことを風化させないでほしいと思います。
周りの人たちに伝えてあげてください。
可能なら今度来るときは誰か誘ってあげてください。
1週間ずっといてくださいとは言いません。
1日でいいので、それを7年間続けてあげてください。
1年に1回被災地の方に会いに来てあげてください。
それもできれば同じ人に。
特に高齢の方はそのことが生きる希望・力になります。
もちろん可能な方だけでいいです。
よろしくおねがいします」
自分のしたことは本当にわずかですが、
今回感じたことを風化させないためにも、
この場で自分がしたこと、見たこと、聞いたこと、
感じたこと、学んだことを共有したいと思います。
自分も可能な限り1年に1度は被災地を訪れるようにします。
自分も口ばかりで1年以上も経った後でしか行動に移せておらず
こんなことを言える立場にありませんが、
まだ、東北に行っておられない方で、
観光やボランティアなどで何か貢献したいと思っている方は
是非行動に移してみてください。
ただ、ボランティアに関しては、繰り返しになりますが、
強制するものではなく、そのようなことを言える立場では
本来ありません。
が、この記事を見たどなたかが、これをきっかけに
行くことになった、ということになれば、
自分も嬉しく思います。
またまた長くなり、且つマジメな内容になってしまいましたが、
三度目の自己満ということでお許しください。
ボランティアのことしか書けなかったですが、
東北観光は楽しかったですし、帰ってきてからの
ホームパーティーも40人ほど来てくれて
すごく盛り上がりました。
これまでの人生で最も有意義で充実したGWでした。
明日からまた頑張りたいと思います。