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映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。


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「ダウト~あるカトリック学校で~」

Doubt




ああ、映画館で見たかった…な1本。

でも来なかったのよねえ(´_`。)とほほ。

という訳で、思いっきり期待して見た。



まさに期待通り。

さすが。

こないだ見て書いた「フロスト×ニクソン」もそうだったけど、

演技派ががぷりよつに組んで対峙する映画って最高。

こういうのを見たかったのよ、と感無量。

数々の賞ものにノミネートされ、いくつか受賞したのも至極当然。

ポスターもなかなかセンスいいと思う。




事実か、真実か。

一見同じようだが、この2つの境目をふと見てしまった瞬間、

間違いなくその深淵に嵌り、きっと抜けられなくなるのだろう。

余りの苦しさに。


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これのブラピはムチャクチャ疲れていた。でも疲れててもブラピはブラピだった。




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「マネーボール」

Moneyball


ひょんな事からこれをレンタルリリース後速攻見る事が出来た。いやあラッキー!

それにしても巧いねえ、上のポスター2枚。


脚本がスティーヴン・ザイリアンとアーロン・ソーキンだからかなり盛り上がっていたのだが、正直前半テンポが悪い。

何でこんなに重たいのだろうかと思ったが、良く見たら監督が「カポーティ」のベネット・ミラーだった。成程。

だけどこの話に重厚さはいらんだろ、と、ふと。

だからだろうか、前半ブラピがとっても浮いて見える。むしろジョナ「僕の大切な人のクソガキ」ヒルwの方がいい。

ってかこの人巧いよね。クソガキ映画の時も思ったけど、こいつ(あえて)は本当に巧い。各賞ノミニーも納得。

それと、ちょっとしか出てこなくて、重厚であるにもかかわらずさすがの巧さを発揮してるのがシーモアほふほふ。

この人はまずなんつっても声がいいね。もう最高だねあの低音。んであのふてぶてしさ。ワンアンドオンリー。

そうそう、脇ながら輝いていたのが、ハッテバーグ役のクリス・プラット。地味だけどいいね、彼。


ブラピが浮いてるってのは、だがしかし、やぱしブラピのスターオーラのせいもあるかも知れない。

落ちぶれたルーキーのなれの果てに見えないんだよね。まだまだ現役スター過ぎちゃって。

こういう役はここまでスターがやると若干の違和感を感じざるを得ない、と思うのは私だけでしょうかね。

クルー兄なんかだと結構どんな役でもハマっちゃうように思えるんだけど、その点ブラピはまだまだだなって偉そうにw


新しい事をやろうとすると、如何なる業界においても叩かれる運命にあるんだと思う。

これなんて、いわゆるデータ野球ってヤツでしょ?アメリカにとっちゃ野球ってったら国技みたいなもんだしねえ。

そりゃ反発も食らうわよねと。しかしあのスカウトたちの話には正直あんぐり。あんなくだらない条件で決めてたの?

あの辺は極端すぎるって事はないのかねえ。その辺りも前半ノレなかった理由でもある。

だがしかし!後半、特にブラピが選手達と積極的に交わろうとする辺りから俄然面白くなってくる。

メガトン級の大記録な連続19勝、そしてあのジンクス通りの展開からの、あの究極の1本。

ニッポンのあの方がいみじくもおっしゃった「メークドラマ」の意味がやっと解った気がしたw

ただ、そこまでの展開が長く感じられるのも確か。私のような高校野球ファンとか、プロ野球ファンならいいだろうけど。


実話であの結論がまた凄いよね。まあ、個人的にはあそこであっちに、っていう展開もありだとは思うけど。

どれを、何を美学とするかはそれぞれだってことかね。


大事な人だから心配するのよ。

おバカさんだから心配するの。

パパを。


*****


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「脳内ニューヨーク」

Synecdoche New York


まずね、これはね、原題の意味から入らないとだね。


synecdoche; [名詞]

<修辞>提喩、代喩。類で種を、また一部で全体(またはその逆)を表す比喩。

例えばcreatureでmanを、またbladeでswordを表すなど。



ほほう。

よく解んねえよ(爆。



いやね、とにかくこの映画は全体が比喩なのよね。

それも、そこはかとなく面白いのに大層悲しい比喩。

だからこれをコメディの棚に置くのはどうかと思うな( ̄ー ̄;


好きか嫌いかって聞かれたら、好きだこれ。

ここ数本たまたま、お芝居を元にした失敗作と妄想を描いたB級ものを見ちゃったもんだから、

妄想をお芝居に仕立てた映画であるこれを、メチャクチャ凄いと思えた。

英語圏のお芝居のタイトルとか作家とか、まあソコソコ知ってると余計楽しめるかもね。

この映画が嫌味にならずおかしくて悲しいインテリのまま終われたのは、

やぱしシーモアほふほふの実力に他ならないと思う。

なんか、「コレラの時代の愛」の、ハビハビバルデムも同じ雰囲気かなと思った。


「誰もエキストラなんていないんだよ」

あなたは言う。

うん、そう、そうだね。


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「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」

The Savages


今年見た中で多分ベスト10に入ると思われる映画。

いやあ、もう、胸が一杯だな。

このリアルさ。たまらない。素晴らしいねホント。


夢を捨てられない高学歴で未婚で不倫中のアラフォー派遣OLの妹と

大学教授で恋人がいるのに結婚できないシニカル爆発なアラフォーの兄が

子供の頃虐待を受けた父親の介護という局面にぶつかる

という、現代を切り離しては考えられないリアルな問題テンコ盛りのストーリーなのに

ウェットにならず、かといってドライにならず、

やたら押し付けるでもなくやたら切り離すでもなく、

甘過ぎず辛過ぎず、最高の匙加減で最後まで引っ張る。


それでもラストは若干甘目だけど、それでいいんだと無理なく思わせるのは、

やはり役者2人の素晴らしさだろう。

いっやあ、シーモアほふほふがいいのは解ってたけど、

やっぱり素晴らしかった、ローラ・リニー。

この人はホント、演技の幅が広い広い。

39歳未婚アラフォー派遣OLに見事にハマっていた。

ちなみにほふほふは42歳アラフォー兄。

ポーランド人の彼女の作る卵料理にマジ泣きはめちゃ可愛かったw



これでいい、なんてないんだよね。

家族だから。

だからこそ、擦れ合うんだ。

最後まで。





主演の二人。この映画本当に大好きでした。この年のベスト10に入れた程。お薦めです。

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「その土曜日、7時58分」

Before The Devil Knows You're Dead


一度映画館で見ているのですが、やはり再度見たくなる、そんな後引き作品。

DVDだと確かに迫力に欠ける分、多少冷静になっちゃったりするんですが、

いやしかし、この映画の後半1時間のがぷりよつはそりゃあ堪らないですわ。

各賞のアンサンブルキャスト賞を貰っているのですが、

これが貰わないで何が貰うのよってくらいの濃さ。

いやあ、好きだわこれ。シドニー・ルメット万歳。


兄貴の悲しみも確かにあると思うんだけど、

きっと自分がこんなにも悲しい人間であることを認めたくなくて、

だから弟をずっと精神的にも肉体的にも足蹴にしてしていたんでしょうね。

そのことに弟はどこかで気付いてる。

自分の最愛の嫁さんがとんでもない奴と浮気してるのにそれにも気付かない程悲しい奴だって

解っているからこそ、兄貴について行くんだろう。


弟が兄貴について行くのも愛。

そして、兄貴が父親を憎むのも愛。

それを知るからこその父の最後のあの目の炎。



***********


シドニー・ルメット監督がみまかったと知ったのは今日、2011年4月15日。

巨匠でありながらそのエッジの効いた映画作りが最高だった。

この、私の大好きな映画が遺作になってしまったとの事。

もしご覧になったことのない方には是非見て頂きたい。

アンサンブルキャスト賞も大納得の作品です。


***********


ルメット監督の訃報の時もこの記事を貼りましたね。

これ、最っ高に好きな映画です。今でも完璧に思い出せるほど好き。当然この年のベスト10入り。

ほふほふのニュースの後だと、見るのが切なくなるシーンが多いけれど、映画としては傑作だと思う。







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