明けましておめでとうございます。

明けてはや五日たっていますが・・。

 

毒親解放カウンセラーSATONOです。

今年のお正月は皆さんはどう過ごされましたか?

 

私は1/2に、初詣に行ってきました。

そこで、思わずクスッとした父と小学1年生くらい?息子ちゃん親子の関西弁会話。

 

お父さん  :今年は(1月)2日でも人が多いなぁ・・(ため息)

息子ちゃん:なんで今年は2日やのに人が多いん?

お父さん  :不景気やからやろ。(ため息)

息子ちゃん:そうかぁ・・フケイキやもんなぁ(ため息)

 

あ、ちなみにお参りしてた寺社は、商売に特化した神様という訳でなく

子授け・安産で有名なんですけどね。

 

私も、不景気だとお参りする人が多くなるんかなぁ、と周りを見渡しましたよ。

きっと息子ちゃんはフケイキの意味はよく分かってないんだろうけど

お父さんの真似して深刻そうにため息をつく姿が、可愛い~素直に育ってはるわ~!

と微笑ましく思ったのでした。

小学1年の頃の私だったら「不景気って、ウチはいつもやん!景気のイイ時ってあんの?」

くらいの憎まれ口をたたいてだろうなぁ、と容易に想像できちゃいます(汗)

 

そう、母と共通の【敵】だと認識していた「父」の事を見下していたんですね。

「お母さんのシンドさを分かってあげれるのは私だけ!

父は家族を大事にしないヒドイ人!」

そう思うことで、母娘の共依存の絆はますます強固になっていく・・。

もちろん無意識にですけどね。

 

でも、私の何倍も何十倍も広くて深い父の愛に気付けた今はただただ感謝。

もう父は他界しているので「お父さん、ごめんね。本当にありがとう。」は伝えられないけど。

 

まず母との関係の苦しさ、そして、気付き、癒す~その先に両親への感謝がありました。

大きく進めなくても一歩一歩。

そうしたらオセロの白と黒がバタバタッと一気に変わるような瞬間って訪れるんですよ。

 

家族の為に働いて働いて、給料のほとんどを家庭に入れている世のお父さん達を

偉大で健気で尊敬しています。もちろん私の父も。

 

きっと初詣で出会ったお父さんも「給料が上がらん!不景気や!」

「もっと小遣いくれ~」なんて思いながら

可愛い息子ちゃんや大切な家族の為、今日も黙々と勤められている事でしょう。

 

今年も皆様にとって良い年でありますように。