ご来訪ありがとうございます。


あえて、「行政書士」と書いた金森重樹先生の本を
あっという間に読み終えました。

この本を読む直前に、まったく逆をいく書籍を
読んでいたので、思わず、熱く感じましたよ。
(のんびり、ガツガツ行かないという選択肢が
あってもいいじゃなかという本)


いろんな本を読んでいますので、このようなことも。。。



考えてみたら、私は、金森先生が翻訳したマーケティング
の本を何冊か読んでいたんですね。

白旗上げていたつもりが、もしかしたら、私ファンなのか?



で、冒頭の話に戻りますが、金森先生は、行政書士クラスタ
に、押し込めることできるのでしょうか。
という、思いが以前からありました。

「行政書士としての課税所得が2億円超。
自分がオーナーの企業グループの年商は、数十億円」

と、書いてありました。行政書士、として、です。
会社や企業グループは、別。


ですので、士業の先生にも参考になるかとは思いますが、
これ、これから起業する事業主の方が読むのがいいんじゃ
ないかと思います。

ノウハウコレクターの方よりは、発想法を学びたい人に
いいのではないかな。


以前、セミナーの感想みたいなものを読んで、その時も
金森先生は、「札束を燃やして焚き火する」とか、
とにかく、札束を燃やすようなリスクを取れないと
いけないというようなことをおっしゃっていたように
思います。


創業する人は、大きな賭けをしないといけないと
聞きます。特に男性は、大きな賭けに出ますよね。
失敗すると、それも大きいですけど。

それから比べると、女性は、これからスタートする
人で、いきなり、数十億円動かす、ような冒険を
する人は、ほとんどいないでしょう。





本のなかでは、私は、パート5の部分が印象に
残りました。


10年前は、会社設立に20万円取るのが普通
だったのが、今では、基本的には無料となったと。

これは、デフレによるものではないと、おっしゃって
います。


「心配しなくても、書類書きでは絶対に食えなくなる
時が近い将来やってきます」


と、きっぱりです。

それで、すぐさま「自己否定」して、その先を見て
いるのですね(自己批判じゃないよ 笑)。


例として、富士フイルムとイーストマン・コダック
をあげていました。

富士フイルムは、「自己否定」して、フイルムではなく、
医薬品、化粧品の分野に行きました。そういえば
そうだったなと、思いましたよ。


あの写真フィルムの原料は、化粧品で有名なコラーゲン
ですよね。フィルムの技術を応用したアスタリフト
シリーズは、有名です(化粧品だよ)。

医療用のX線フィルムとかも、聞きますよね。

それから比べると、イーストマン・コダックは、
「自己否定」ができなかったわけです。
参考サイト:米イーストマン・コダックが破産法申請、創業100年の伝統企業: AFPBB News


で、結論は、質屋さん開業ですよ。意味、わからない
と思いますが。


これが意外と大変だったそうで、興味を持った方は、
ぜひ、本屋さんへ行って、手にとってくださいな。

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私は、社労士でもあるから、伏魔殿のお知恵を拝借する道もあるけどね。
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