ご来訪ありがとうございます。
川越、ふじみ野、富士見市地区の行政書士ならびに
社会保険労務士です。


池上彰さんをライバル視した中居くんのテレビ
番組を見た、うちの親が、聞きました。


加給年金とは、何だ。


加給年金というのはですね、厚生年金を20年以上入った人
(男性40歳、女性35歳以降15年から19年もあり)が、
特別支給の老齢厚生年金の場合は、定額部分がでてから、男性
の場合、これから老齢もらう人は、65歳以降と思ったほうが
いいんですけど、65歳未満の配偶者や18歳の年度末までの
子(障害児の場合は、20歳まで)がいるときに出るものだよ、
ということを説明しました。

昭和9年4月2日以降生まれの人は、加給年金にプラスして
特別加算もつくんだよ(番組では、この特別加算もプラスした
年額約39万円とか言っていたと思う)。


わかりにくいので、分割して考えましょう。

厚生年金20年以上入る

男性40歳、女性35歳以降入っている場合は、15年から19年
でもOK

加給年金がもらえるのは、60歳から65歳までの特別支給の
老齢厚生年金の場合は、定額部分がでてから、今もらっている人は
多くの場合、報酬比例部分が先にでていて、定額部分がもっと
歳をとってからでるので、すぐ、加給年金がつくわけではない。

ほとんどの方は、18歳の年度末までの子や20歳までの障害児
より大きい子が多いので、たいていは、配偶者につくことを考える。

こんなもんでしょうか。


でも、奥様が、850万円以上の年収をとっている方ですと、
加給年金つきません。ダンナさんが加入年金をもらえる歳に
達したときに850万円以上の年収がある奥様だと、おおむね
5年以上あるような方は加給年金がつきません。


一時的ならいいんですけど、5年くらいなら厳しいですね。
所得金額でいうと、655万5千円です。年収が850万円
以上でも所得金額が655万5千円未満なら、OKです。


まぁ、ここくらいの細かい話になりますと、ブログ記事を
読むより、年金事務所でご相談のほうがいいですね。


ほかにも、奥様が厚生年金20年以上(女性ですから35歳
以降15年から19年以上あるときも)あるときは、加給年金
つきません。

奥様が障害年金をもらっていたり、もらえるようになったとき
も、加給年金がつきません。

ますますわかりにくくなりましたでしょうか。


ひとりひとりダンナさんの年齢も、奥さんの年齢も違うので、
えい、これっと、簡単に言えないのです。ずっと国民年金しか
入っていない人には、関係ない話ですし。


やはり、年金のご相談は、個別になってしまいますね。
無料相談ですと、年金事務所に行ってみてください。


本日もブログ記事をお読み下さり、感謝します。

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