ご来訪ありがとうございます。
川越、ふじみ野、富士見市地区の行政書士ならびに
社会保険労務士です。


以前にサンデル教授のハーバード大白熱教室の話
書きましたが、サンデル教授の本も日本で売れているようです。
さらには、日本でも「授業」があったのですよね。


それにしても、日本の教育においては、こういう身近な問題に
落としこんで、みんなで考えるということをしてこなかったので、
新鮮な響きがあったのでしょうね。


最近は、少し変わってきていると思いますが、どうしても
知識に偏った試験が多いですし、そもそも答えがない問題を
みんなで考えるなんてことをしてこなかったのでしょう。




さて、こういう問題もみんなで考えたいものです。

女性は生産性も向上心も低いというイメージは、正しいのか
ってこと。


職場における女性の問題。女性は、日本において統計的にも
低賃金であることは、証明されています。

低賃金だから、女性はヤル気がおきない、ヤル気がおきない
から、働きも悪い、働きが悪いと給料を低くすると、ぐるぐる
と巡っていきます。

しかし、

女性は生産性も、向上心もないというのは、作られたものだ
ったそうです。それも企業側が生み出しているんですって。
独立法人経済産業研究所の論文にありました。


論文のページより、一部引用します。
「女性は結婚・出産すると離職してしまうので、人材投資は
無駄になる」「女性は男性に比べ生産性も向上心も低い」と
いう日本企業の多くの管理職者の認識に表面的には見合うような
女性雇用者の存在が、女性雇用者の問題ではなく、日本企業に
おける予言の自己成就を招く選択によって、企業が自ら生み
出している
引用ここまで。


女性雇用者のネガティブ・ステレオタイプは企業が生みだしている
の論文は、こちらへ。


さすがに体力では、負けること多い(100メートル全力疾走とか)
けど、女性だって、発想力なんか、負けないと思うんだけどな。



本日もブログをお読みくださり、感謝します。