ご来訪ありがとうございます。
埼玉の行政書士ならびに社会保険労務士でございます。


先月ですが、朝日新聞の読者投稿欄に診断書作成医師も
簡素化望むとの意見がでました。


「診断書3通で、2万円」という意見に対してのお話でした。
勤務医からの実態とでもいうのでしょうか。


たしかにカルテに書いてあることを書くのに、2万円は
高いと思う気持ちもわかります。私がちらりと聞いた
話では、1通1万円だったので、3通だと3万円かと
思ったのですが、それはおいといて。


とにかく、診断書は、医師でないと書けないということ
で、勤務医にとって、大きな負担だそうです。


そうですね。障害年金でも書けるのは医師です。どんな簡単な
訂正でも、医師にしてもらいます。


でも世の中には、障害年金のように書くところいっぱいの
診断書ばかりでなく、簡単なものもあるそうです。
診断名、術式、入院期間が分かれば足りてしまうものも
あるとか。


ですから、この意見を書いた医師は、簡単なものは、バック
スタッフのような医事課の人が書けるようにできないかとの
提案でした。


保険金やら、手帳やら、年金やらとあれもこれもと診断書書き
が医師に集中するわけでしょう。お金もらっても割が合わない
気になりますね。


ほかに使い回しができないものかとも思ってしまいますが、
日付が大事だとか、いろいろあるのでしょう。とにかく、
行政側に提出するのも診断書多いですよね。


なかには、面倒だから、書きたくないという医師もでてきそう
です(もちろん、面倒~、とは、直接的に言わないでしょうけど)
理由をあれこれつけて、書かないように仕向けるとか。


もちろん、法律を持ち出せば、医師には、診断書を書く義務が
あるでしょう。お金をとるのだから、それくらいやれ!と怒る
患者さんの気持ちもわかりますが、でも、それだけでいいのか。


どの書類も患者さんにとっては、それで何かが決まる大切な
ものだと思います。なんとか、医師の負担軽減と、患者さんの
費用負担軽減につながる道があるといいなと思います。


本日もブログをお読み下さり、感謝します。