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Cactuslotus

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 収穫前後の屋根の夜


 窓たたく

 風は怖ろしいもの


 闇の座敷

 ボンボン時計の夜


 桟にかかった白黒写真







 風は言う


 おまいの中は

 複雑すぎる


 かんちがい風を

 吹かしちゃならぬ


 思い上がりは

 事故の元


 可愛いおまいを

 死なせるものか


 大事に大事に

 足跡のこして歩よすすめ







 大きゅうなった

 持て余したな


 コケて泣いてる場合かよ


 ならばおまえは

 風に旅しろ


 危険を負うて

 丘に立て


 この地を思うて

 旅をしろ


 なにかを揺する

 声を聴け


 いつでもどこでも

 おれが見守っているからよ







 旅それぞれの

 仰ぐ空の色


 おまいが好きな

 風の歌を聴け


 おれの感じた

 風を聴け


 おまいの心は

 風になる







 ただ佇む

 ただ佇む


 傍観の果ての

 思いが募る


 きっとおまえの

 枯葉の中の


 きっとなにかが

 舞うだらう


 きっとおまいの

 乾いたものが


 いつかこの世に

 舞うだらう








 本当のことを

 言ったらたぶん

 叱られる


 嘘がバレたら

 咎められる


 どうすりゃいいのよ

 この私

 されど私は鉢の中





 それなら人間

 やめようかなと

 思うすんでで


 なぜ手を差しのべる


 ぬくい掌

 ただそれだけで


 頬は濡れたり

 染まったり


 どうすりゃいいのよ

 この私


 夢は夜ひらく








 こまいものが

 こまい世界を駆け巡る



 パンパンと

 野に球巡る

 選手が張った


 ダイヤモンドにゃ

 及ばぬけれども



 大人の目には
 
 とるに足らぬ

 空き地さえ


 こまいものには

 フィールドだ



 透明ランナー 


 投げあてアウト



 当たってないと

 叫ぶもの


 ずるいずるいと

 叫ぶもの



 たがいの主張が

 交差する

 三角ベースにくれた夜



 たがいを知らず

 西に染まった

 惜しい時



 さよなら三角

 またきて四角


 されどもダイヤに

 およばぬ菱よ



 さよなら三角

 またきて四角


 されどもダイヤに

 およばぬ志士よ



 互いの道を

 振り返らず


 さらばさらばと金木犀


 風が運んだ

 あの匂い



 ダイヤに眩んだ

 おまえの夜も

 今月今夜のこの月も



 明日にゃ


 明日の日がのぼる



 さよなら三角



 またきてのぼれば

 目映いほどの



 金剛石が其処に在る