本日は、自分に似合う服が分からない人のための似合う服の見つけ方、というテーマでお届け致します。

 

季節の変わり目や、外出する際に。

「どうしよう、着る服がない。」

そんな風に思ったことのある方、今現在困っている方でも似合う服が分かるようになる方法をお伝え致しますね。

 

着る服がない。

そんな風に思った時でも、クローゼットにはおそらく溢れるほどの洋服が詰まっているはずです。

それなのに、着る服がないとは?どんな状態なのでしょう。

 

自分に似合っていて、素敵に見える。

TPOに合う、自信を持って着れる。

そんな洋服がない、分からないという状態ですね。

 

例えば、以前は似合っていたはずなのに、なんだか野暮ったい、何故なのかが分からない。

それは、流行の変化のせいかもしれません。

体型や年齢の変化のためかもしれません

 

ルネワンピース

洋服を整理する前に、自分のイメージを整理してみましょう

似合う服とは?

TPO、体型、雰囲気、それぞれの似合うがあります。

 

TPO

ラグジュアリーなホテルでのアフタヌーンティ。

おしゃれなレストランでのランチ会。

学校の保護者会。

観劇。

営業職の仕事着。

事務職の仕事着。

制服に着替える仕事の通勤着。

 

様々なライフスタイルやTPOがあります、同じ年齢、体型、雰囲気でも全く同じ洋服が必要なのではありません。

今のあなたにとって、必要な服とは何かを考えましょう。

分からなくなっている方は、まずイメージを整理します。

 

体型

年齢とともに、体重は変わらなくても体型は変化します。

若い頃には似合っていたはずが、なんだか最近似合わない気がする。

そんな方は、骨格タイプにあった洋服を選んでいない可能性が高いです。

 

好きなテイストとご自身の体型とのバランスを今一度、考えてみる必要がありますよ。

 

雰囲気

雰囲気、イメージは骨格タイプよりもパーソナルカラーによるところが大きいです。

春、夏、秋、冬の4つのシーズンに分けられたパーソナリティのどこにご自身が属しているか?考えてみましょう。

 

 

イメージの整理の次は、実際に所有している洋服の整理です

必要な時に必要な洋服を選べないワードローブでは素敵になるのは難しいです。

 

 

今現在、どのくらいの枚数を所有しているか、分からない方はいらっしゃいませんか。

必要か必要でないかを確認するために、目的別に仕分けをして必要な枚数を把握してみましょう。

 

ライフスタイルによって仕分けの方法、必要な枚数にかなり違いがあります。

 

1年前の私を例に致します。

秋冬の外出着

 

・コート3着  黒ロングダウン、ファーショートコート、ツイードロングコート

・ストレッチワンピース 7枚

・ロングカーディガン 2枚

・ショートカーディガン 1枚

・黒パンプス3足

 

昨年の秋には、このような状態でした。

 

 

私にとっての外出の定義は、交通機関を利用する、人と会う。

たったこれだけ。

仕事は制服のまま通勤、寄り道無し。

 

1年前の私の休日の主な外出先は、美術館、エステサロン、ほぼおひとりさま状態。

家族との外出は主にお散歩がてら銀座にショッピング。

頻度は月に2、3度。

外出回数が極度に少ないため同じコーディネートが続くこともなく、枚数としては快適でした。

 

春夏は、ストレッチワンピースの素材が一部、涼しげな素材に。

カーディガンも紫外線カットの軽い、涼しい素材に変わる程度であまり変化はありません。

 

パンプスの色が、ベージュに変わり、サンダルが登場する程度です。

バッグはアンテプリマのワイヤーバッグを黒(大)、シルバ(中)ー、ボルドー(小)。

夏のサンダルの時には籠バッグを持ちます。

 

この洋服、小物の数で間に合っていました。

ただし、数は間に合っていても素敵に似合って満足していたわけではありません。

 

何か違う、でも似合う服が分からない、そう思いながら選んでいました。

そんな私がどうやって見つけ方を知ったのか。

それはインターネット検索です。

好きなブランド、好きな芸能人、思いつく限り色々と検索しましたよ。

 

 

着たいブランドはフォクシー、可愛い雰囲気が好き。

でも私には似合わないから着るのは無理と思っていました。

似合わないだろう洋服を購入するにはフォクシーは私にとって高価すぎるお買い物ですからね。

 

ワンピースが好き。

トップスとボトムスのサイズを別々に選べないワンピースはサイズ合わせが難しく、簡単に体型に合うストレッチワンピースを選ぶことでごまかしていました。

今なら、サイズが合わない場合はお直しをするという選択肢がありますが、以前の私にはそこまでするほど似合う服が分からないため購入したら、そのまま着るのが当たり前でした。

 

今でも、お直し無しが一番シルエットが綺麗ですので、できるだけサイズの合う服を選ぶようにしていますよ。

そのため、試着は欠かせません。

試着室で写真を撮って一度帰宅してじっくり考えます。

 

他に同じような用途の服はないか。

スタイルアップして見えるか。

合わせる靴、バッグ、羽織物はあるか。

夏でも冷房が効いている室内では必ず羽織物を用意しますので、手持ちのアイテムが使えるかどうかも大切なチェックポイントです。

 

以前の私は、パーソナルカラーを勘違いしていました。

髪色が黒、目鼻立ちははっきりしているためウィンターかな?と自己診断。

 

そこで選んでいたワンピースがこちら。

ストレッチワンピース

形、素材はウェーブ、色はウィンター。

かなり微妙です、素敵とは言い難い。

これが1年前の私。

 

 

ルネワンピースパーソナルカラーサマー

そして、骨格診断でストレートタイプと知り、パーソナルカラーサマータイプと知ってから選んだワンピースがこちら。

この色は、似合うと分からないと選べない色ですね。とパーソナルカラー診断をされる方数人に褒められました。

そして、着ていると必ず色々な方に褒めていただけます。

 

ちなみに、1年前の方が2キロくらい体重は少ないです。

痩せてスッキリ見える、スタイルアップするワンピースは下の写真のワンピースです。

間違いなくこちらの方が似合うワンピースですね。

 

ブランドはルネ、私の年代よりも若い方に向けたブランドで、リボンやフリルのモチーフやツイード素材が多く甘いテイスト(ウェーブ)がほとんどです。

ストレートタイプに似合う形や素材の知識がなければ、似合うを探し出すのが難しいブランドかもしれません。

 

簡単に似合う服を見つけるには、ブランドがターゲットにしている年齢層と自分の年齢が一致している方が良いですよ。

でも、好きなテイスト、イメージの服は気分が上がりますからね。

まずは、好きな、憧れの服を試着してみるところから始めましょう。

そして、試着をしたら写真を撮る。

撮影した写真を並べて比較してみる。

 

ご自分の持っている洋服の着画も同時に比較しましょう。

同じアイテムでも、着まわしのパターンがあればそれも写真に撮ります。

 

外出の際に合わせる靴、バッグ全て合わせての着画ですよ。

写真にすることで、客観的に見ることができます。

イメージと現実の両方が整理されて、自身の見た目の違いが分かるようになってくると思います。

 

ライフスタイルに必要で、素敵に見えて、スタイルアップして見える。

着ることで、気分が上がる。

どこに出かけていっても堂々としていられる。

そんな服ばかりのワードローブが出来上がったら、素敵だと思いませんか?

 

 

骨格診断やパーソナルカラー診断は地図のようなツールです

イメージが整理できて、目的地が決まったら。

闇雲に歩き回らず、地図を見ながら目的地に向かって無駄なく歩き、そして到着する。

見つけ方とはそんなイメージです。

 

膨大な情報や物の溢れている中から、自分にぴったりの1枚を探す。

見つけ方に法則や理論がなかったら。

センスだけに頼るのはとても難しいことです。

そもそも、センスのある人って限られた一部の人だけだと思います。

 

誰にでも使えるツールを上手に利用して、消去法で絞っていく方法が私にはとてもしっくりくる見つけ方でした。

 

ツールを上手に使いこなせるようになるのと同時に、センスも磨いていければ尚良いですね。

 

観察を繰り返す。

何故良いと感じるのか。

どこに違和感があるのか。

色か、形か、組み合わせか。

そんなことを、洋服だけでなく様々なディスプレイや美術品、自然の造形。

様々な事柄から感じ取れるような豊かな感性を育てたいですね。

 

似合う服がどうしても分からない時には、潔くプロの手を借りましょう。

深い霧が晴れたようにスッキリとすること間違いありません。

 

今は、パーソナルスタイリストやファッションコンサル、イメージコンサルなど様々な肩書きで個人向けのサービスをしている方が大勢いらっしゃいます。

 

プロでもそれぞれ、得意なファッションがありますよ。

カジュアルの得意な方。

 

プチプラでコーディネートをしてくださる方。

ご自宅のクローゼットからコーディネートを組んでくださる方。

 

一人では敷居の高いようなハイブランドで選んでくださる方。

そんな時こそ、プロの同行が心強いですよね。

 

ぜひ、ご自身の理想のイメージの方を見つけてくださいね。

そんな方にコンサルをお願いするのが一番の素敵への近道ですよ。

 

 

本日は、自分に似合う服が分からない人のための似合う服の見つけ方、というテーマでお届け致しました。