バストアップの方法とは

きれいなバストの条件と聞いて、みなさん良くおっしゃるのは「大きくて形がきれいなのに垂れていない」ということです。

確かにサイズと形は重要なのですが、実は理想のバストの条件はそれだけではありません。

たとえば、アンダーの脂肪がブラからハミ出ていたらどうしても魅力が半減してしまいますし、逆にあばらが浮き出ているくらいガリガリでも美しくはないですよね。

つまり、理想のバストを作るためにはバスト周辺も含めて上半身トータルで改善していく必要があると考えています。

では、実際どのような方法でバストアップしていくのか早速見ていきましょう。

バストは一度垂れるともう戻らない…だからこそケアが重要!

バストは垂れると二度と戻らない

バストは乳房の中にあるクーパー靭帯と呼ばれる繊維の束と皮膚によって吊り上げられているので、たるみを防ぐためにはこの2箇所に対してアプローチしていく必要があります。

バストが体の外に大きく張り出している構造上、他の部位に比べて揺れやすい…というのはみなさん良く知っていると思いますが、実はこの負荷こそがバストの垂れの元凶というのはご存知でしたか?

運動していなくてもバストは歩いたり屈んだりする程度の運動でも負荷がかかるので、靭帯や皮膚が少しずつ伸びていき垂れへとつながっていくんです。

しかも、このクーパー靭帯は一度伸びてしまうと元には戻らないと言われています。

だからこそ、まず形を整えてバストアップするためには揺らさずなるべく負荷を抑える…というのがとても重要なんです。

しかし、キチンとケアしてあげることでバストはしっかり上向きのきれいな形に変化していきますのでどうぞご安心ください!

育乳・美乳に必要な3つの要素とは

バストアップのポイントとは

大胸筋を鍛えて天然のブラを作る

バストアップのためには大腰筋を鍛えることが重要!というのは有名ですが、鍛えるばかりではムキムキになってしまうので程良く鍛えてあげたり緊張を解して柔らかくしてあげることも重要です。

特にバストの上や横に位置する小胸筋や前鋸筋といった筋肉は解してあげることで、本来横や下に流れていたバストが戻ってくるので実はこれだけでもバストアップにつながってくるんですよ。

皮膚と靭帯でしっかり吊り上げよう

クーパー靭帯は皮膚や大胸筋から伸びてバスト内の組織を吊ってくれていますが、運動や日常生活でバストに度重なる負荷が加わるとだらっと伸びてしまい二度と再生しません。

そうすると垂れへとつながってきてしまいますので、なるべくバストは揺らさないこと、ブラでしっかり支えてあげることの2点がとても重要になります。

また、同じくバストを吊っている皮膚の方は加齢とともに弾力がなくなっていきこちらも垂れの原因となります。

皮膚にはしっかり保湿してあげてエイジングケアしていくことで若くハリのある肌を保つことができます。

血液やリンパの流れにも気を遣おう

血液やリンパは体に必要な栄養素を届ける役割を担っているので、循環が滞ると皮膚や筋肉のコンディションが悪くなり、ひいてはバストにも悪影響が出てきます。

しっかりバストアップして理想の美乳を手に入れるために、リンパの改善や血流アップは欠かせない要素となっています。

理想のバストを手に入れるエクササイズ

簡単バストアップエクササイズ

胸の筋肉

まず、バストの土台となっている大胸筋やバストを吊り上げてくれている小胸筋といった筋肉にアプローチしていきましょう。

大胸筋は鍛えすぎると厚い胸板になってしまいますが、とはいえ土台となる部分なので最低限は必要となってきます。

一方、小胸筋は常に胸を吊り上げてくれている筋肉で、特に最近の女性はパソコンやスマホの長時間使用で酷使しがちです。こちらはしっかり緊張を解してストレッチしてあげるのが重要になります。

エクササイズ例

背中の筋肉

また、デスクワークが多い現代女性はどうしても僧帽筋を酷使しがちです。

その影響でついつい猫背がちになりバストも下向きに…という悪循環が発生してしまうので背中側の僧帽筋にもしっかりアプローチしてあげましょう。

ポイントは小胸筋と同じく日常的に凝りがちな筋肉なのでストレッチでしっかりと解してあげるのが重要です。

エクササイズ例

脇の筋肉

脇の下あたりに前鋸筋という筋肉があるのですが、こちらの筋肉もデスクワークで酷使されがちなのでしっかり解してあげたい筋肉です。

聞いたことある人はほとんどいないと思うのですが、実はバストに与える影響は大きく常に緊張しているからバストを横に引っ張ってしまい、バストトップを下げてしまったり離れ乳を引き起こしてしまうんですね。

エクササイズ例

リンパ

リンパは、皮膚のすぐ下あたりを流れる浅い層のリンパと筋肉の奥に流れる深層リンパの2種類があります。

浅層リンパは優しくなでてあげるだけでも効果があるのですが、深層リンパの方はしっかりエクササイズしてアプローチしてあげないとなかなか流れてくれません。

特に育乳・バストアップのためには脇下の深層リンパにアプローチしたいので、次のようなエクササイズがオススメです。

エクササイズ例

こんな○○はNG!バストを老けさせるNG習慣とは

バストアップのNG習慣とは

ここまで頑張ってもバストに悪影響を与える生活習慣を送っていたら全てが台無しになってしまいます。

バストが小さくなったり形が崩れたり…といった原因は日常生活にこそ潜んでいるものなので、以下のNG習慣もしっかり改善するよう頑張っていきましょう!

スマホ・パソコンの使いすぎ

人間の体の構造上、これらの機器を使っている時はどうしても猫背になりがちです。

上に挙げたあらゆる筋肉に負荷をかけてしまうので時間は短くしつつ、「背筋を伸ばす」「頭の位置をしっかり垂直にキープする」の2点を特に意識しましょう。

ブラがゆるい

サポート力の弱いブラを普段使っているとバストは揺れ放題になってしまい、クーパー靭帯の劣化につながってきます。

できれば運動してもしっかり支えてくれるようなホールド力のあるブラを使うようにしたいですね。

もちろん、ノーブラなんてもっての外です…!

うつぶせで寝がち

当たり前の話かもしれませんが、うつぶせで寝るとバストはつぶれて形が崩れてしまいます

どうしてもうつぶせでないと眠れない…という方は枕を変えてみたり抱き枕を使ってみたりすると他の姿勢でも眠りやすくなるのでオススメですよ。