ジェイです。


夏まっさかりですが、みなさん、休みをとって帰省したり、家族旅行したり、してますか?


そういったことをしたいと思っていても、なかなか現実はそういきませんねぇ…






さて、みなさん最近手紙書いてますか?


わたしは少ないです。


単なる挨拶状を除くと、ちゃんとした手紙は、去年、中学時代の恩師から著書を贈られたので、そのお礼に書いたものが最後です。


時候の挨拶なんか、すらすら書けずに、調べちゃいました。



最近はメールですよね。


パソコンやメールで簡単に送信できるので、日ごろの知り合いとの連絡はこれでこと足ります。



れーかちゃんのケースで驚いたのは、少年友の会の付添人が、当日の朝もらったメールを証拠として出してきた、という点でした。


手紙なら、証拠で提出されることあるんです。


被害者に送る謝罪文を事前にコピーしておいて、裁判所に提出する…なんてよくあります。


しかし、当日の朝のパソコンのメールとはねぇ


スピーディだなぁ…


実際、刑事の法廷でこれを証拠にしようとしても難しい面があるんですが、少年だとね…


それから、内心、本当に舌を巻いたのは

「K先生がパソコンをやっていた」

ってところでした。



わたしは、K先生の年齢からして、そういったことはやってないだろうという気がしていたのですが…


しかし、これも考えてみれば、役所内で同じ年頃の裁判官が平気でパソコンを操作している時代ですからね、おかしいことじゃないんです。


でも…びっくりしました。



自分のアドレス、れーかちゃんの兄に教えたんだろうなぁ…




その方法はどなたにもおすすめできるものではありませんが、その情熱、かくれた工夫、そういったところは見習うところ大きいです。



K先生は…逆にわれわれの仕事をみてそういう思いを持ってくれたでしょうか…





調査官は、お手紙、よく使ってます。


試験観察中の少年に手紙を書いてる調査官、よくみました。


さすがに調査官がメールを使って当事者と連絡を取ることは難しいですが、手紙を使うことのメリットは大きいです。


K先生の付添人活動を通してハッとさせられた点のひとつでした。