え~と、チョコレートのゲット数がさっぱりふるわなかったジェイです。
別にいいやあんなもん!
お返しに気をつかわなくていいからせいせいすらあ…
※ ※ ※
さて、女の子の審判が苦手だったと書きました。
そりゃもう、ほんとに苦手だったんですが、苦手だからといって、逃げるわけにもいきません。
「う~ん」
近く審判が予定されている女の子の調査票を読んで唸ってしまいました。
担当調査官とカンファレンスめいた雑談をします。
裁 「明日の在宅の女の子ですが」
調 「ああはい」
裁 「調査官は立ち会ってくれませんかね…やっぱり」
調 「えっ! なんですかいきなり。立ち会えといわれれば何とかしますが…別の子の面接入れちゃってるんですけど」
裁 「なんていうか…調査の時からこんな感じなんですね…」
調 (にこやかに)「ええもう! そりゃあ~…」
裁 「なに聞いても『ビミョー』とか『信じらんな~い』とかしか言わない…」
調 「いや、ほかにも『まじワカンナイ』とか言いますよちゃんと」
裁 「友達と来たんでしょう…面接調査に…」
調 「そうです 着ぐるみ着て…ガン黒ですよガン黒」
裁 「その着ぐるみって…保護者は…?」
調 「保護者は別の日にしました。調査票に書きましたけど、親がいなくておばあちゃんが面倒みてることになっているんです。」
裁 「着ぐるみって…あのう…」
調 「クマの着ぐるみです…かわいいんですかね」
裁 「明日の審判には…」
調 「さあ…着てくるかもしれませんねぇ」
裁 「着てくるかもって…そんな…」
調 「流行ってるみたいですから」
裁 「あの…日ごろ疑問だったんですけどね、わたし女の子の審判うまくないんですよ」
調 「そうですか?」
裁 「でも、あなたのように女性の調査官なら、そういったコミュニケーションが難しい女の子とも楽にコミュニケートできるんじゃないかって思うんですが」
調 「無理です」
裁 「えっ!?」
調 「あんなの、無理です」
裁 「いやいや、でもわたしより…」
調 「同じです…っていうかジェイさんなら大丈夫です。」
裁 「ダメですよ」
調 「審判、よろしくお願いします」
調査官の意見は、不処分意見です。
事案は、自転車や原付の窃盗が数件…
まだ、中学2年生の女の子です。
明日…どうなるんだ!?