また忘年会にでたわけですが…


街にでると、クリスマスのイルミネーションが溢れてます。


綺麗でいいっすね。



少年審判の手続に、試験観察っていうのがあります。


少年院に入れるか入れないか、最終的に決める前に、少年の様子をしばらく「試験」的に「観察」して、最終的な決定の参考にする中間的な処分です。


この試験観察、在宅試験観察っていうのと、補導委託っていうのと、2種類あるんです。



ま、大ざっぱに言うと、在宅試験観察っていうのは、自宅で家族と一緒に生活させながら様子を見る手続です。


補導委託っていうのは、自宅ではない委託先で少年に生活させます。



この委託先、少年院とは違うので、委託先の方針によって様々なところがあるんです。


少年を1人か2人ずつの少人数で受け容れて、生活させてくれるところ。


集団で少年を預かってくれて、生活させてくれるところ。



それでですね、


委託先によっては、クリスマス会のようなこと、やるところあるんですな。


ただ、やるだけではつまらない。



少年は、補導委託となったことで家族と離れて委託先で生活しているわけですから、家族を呼んでクリスマス会をやるとか…


担当している家裁の調査官を呼んでくれるとか、さらに、裁判官まで呼んでくれるところなんかも、あります。




もちろん、行ってみました。





あの~


ブログで書いて、お伝えするのが、非常に難しいんですが…








あれは、イイです…とにかく、イイものです。




なんて表現したらいいかわからないんですが、街中のイルミネーションをみたりするより、ずっとイイっすね。


なんか、こう、自分では、一般人のクリスマスっていまいちなんですよ。


うっかりすると、なくてもイイかも。


だって、盆や正月と違って、そのために仕事や学校が休みになるわけでもなし…


むかしから、大していい思い出もなかったし…


ナニかしたい…っていう気分にもならないんですよ。




お祝い? お祭り?





ところがです。


とある委託先のクリスマス会に行ってみたら…


いや~ あれはよかった。



なにが、どうよかったか、皆さんには伝わらないでしょうが、それでもとにかくよかったんですよ~。


こっちも力が湧くというか…泣けるというか…


いいよ、見に行った人じゃなきゃわかんない!




現在少年担当の裁判官の方々…


たぶん、見に行ったことある人の方が少ないかも知れませんが、一見の価値ありです。あれは、委託先それぞれに良さがありますよ。