最近、すっかり熊が悪者扱いされ、よく聞くようになったのが、”駆除”ってことばです。クマにしてみれば、ひどい言われようで、いささか気の毒ですが、年間被害者数更新とか聞くと、気の毒がってもいられないようです。

 とはいえ、弱肉強食の自然界の中で、彼らがとった一連の行動は、何も人間に対する悪意あってのものではありません。ですから人間側が受けた被害は、事故に遭ったようなもので、クマを加害者とする犯罪被害者ではないのです。

 そう考えると、やはり、”駆除”とかいって、単に殺処分するのでは、彼らにたいへん申し訳ないと思うのです。ー

 そこでどうでしょう?…彼らの死を無駄にせぬよう、害獣という汚名まみれの”駆除名目”ではなく、食肉名目でハントする、ってのは?。…

 もちろん、人間に危害を加えたような個体は例外としたうえで、ちゃんと衛生管理の行き届いた食肉加工を施せば、べつに問題はないと思うのですが。…

 だいたい、駆除が必要な真の害獣は、我々バカホモサピエンスの中にこそ、決定的に存在しています。その害獣どものトップをひた走るプー太郎は、あの二国合計で、すでに30万人以上ころしてるようです。

 でもアイツに言わせれば、そんなもん兵隊がやったことや

と、言いかねません。けれどそんな理屈が通ったら、法隆寺造ったのは聖徳太子じゃなくて大工さん、金閣寺も足利義満じゃなくって大工さん、ピラミッドでいうなら、クフでもカフラーでもなく、石工さん、ってことになりますもんね。

 

 まあそんなこんなで、30万人どころか、ただの一人にさえ危害も加えず、ひたすら空腹を満たそうと徘徊したら、運悪く人里に紛れ込んでしまった!ー みたいな熊さんを、どうしてもナントカシヨウとする時は、ぜひ食肉名目でお願いしたいです。そしてそのお肉は、感謝しつつありがたくいただき、不運なクマさんへの、供養といたしましょうよ❣。

                     ほいじゃ!