FOR ALL ROUTINE WORKERS -242ページ目

05 You're changing your heart.




from 08 to 09


バケツをひっくり返したような雨が突然降ってきたと思ったら、雲の切れ間からお日様や月や星の光たちが顔を出したり。予想のつかない世紀末のような空模様の天気が続いていますね。

そんな1日の中で、うまく空とタイミングが合って、傘を一度もささずに行動できた日は、なんとなく嬉しいものです。特別なことは何もなくても、どこか心が躍ったり満たされるような気がします。

雨が上がって、霧が晴れたように、濡れた地面に光が射す。周りにある無数の色彩が拡散して、ぶつかり、交わり、輝く。それはとても美しい光景です。透明に輝くカラフルな光の景色は、虹色の雪が海の底で舞っているようで涙が出そうになります。

感情や感覚が敏感になり、全身が活気に溢れると、身体の奥深い所に見たことのない花が咲いているような気分になることもあります。どんなに美しい風景も、素晴らしい体験も、それを感じる心がなければ、意味がありません。目隠しをしながら映画館に行くようなものです。「映画館に行くという行為」そのものでは、映画を見たことにはならないのですから。

人が生を受けて磨きつづけてきたのは、表層的な自分ではなく、内側にある種みたいな部分です。

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新しい季節の誕生と共に、新しい朝の芽が出ます。

これで全てが終わるようであり、これから全てが始まるような。相反するふたつの感情が溶け込んだ混沌と共に、無機質な都市の物語は静かに始まるのです。夢の中の街が動き出す前の、月の光と太陽の眠り。

すべての日には、名前があります。繰り返す光と闇の中で、物語は続いていく。まだ誰も知らない明日に名前をつけるのは、どこかの国の王様ではなく、学者でも芸術家でもなくて、私やあなたなのかもしれません。いつだって主人公は、あなたに以外の何ものでもないのではないですか。

これまでずっとやってみたかった、けれど出来なかったことを、行動へ移そう。確実に私たちは一歩一歩、死に近づいていることを忘れずに。小さな一歩でも、しっかり歩ければいいのだと思います。そうでないと、一生出来ないまま、一生伝わらないままのことって、結構あるんだろうな、って思いました。だいたい、タイミングなんて、あとから気がついて名前がつけられるものじゃないですか。

本当はもう準備が整っていることを、そして完璧な準備なんて一生かかったってできないということを、もうひとりの私たちはずっと前から知っているはずです。

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———夢の花火は星空へ

虹色の物語の続き。


始まりの言葉は、『蒼い光』。









FOR ALL ROUTINE WORKERS:ここは夢と現実の交差する過去と未来より来たる旅人たちが静かに虹色の汽車を待つ広場。世界で一番の夜。今日の空の色は「この先にある光の色」。

この先にある光の色は時の色、季節の色、鏡を見て気づく色、誰も名前を知らない色、胸が騒ぐ色、私たちの瞳に映る色、そして虹の色。