混沌の中にある光
夏の終わり、秋の入り口。
毎年そんな時期に僕の誕生日がきます。
光陰矢の如し。本当に光の早さで年月が過ぎていきます。
もう28才... 今年と去年と一昨年の違いだってよくわからない。
誕生日だってもう全然フツーの日。
毎月毎週毎日、実に色んなことがあるけれど、でも改めて振り返ったら
あんまり多くのことは残っていないような気がして、
結局、特に目新しいこともなく、ただ過ぎてゆくだけの毎日になりがちで...
最近、
新しい季節を迎える歓びや、その美しさみたいなものを感じる感覚が、
年々鈍感になっていくのは、仕方がないことなのかなぁとか思うことが多い。
確かに、肉体は衰えていくし、脳みそだって昔みたいに俊敏に反応はしてくれない。
悩みなんて誰にでもある。
でも、今日思ったのは、
やっぱりそれとどう向き合うか、その姿勢やサポートしていく体制ってのが、
本当に大事なんだなってことです。
問題や悩み、それ自体を無くそうなんて無理だし、なくなっても面白くないでしょ?
人が抱える課題には、絶対にひとりでがんばらなきゃいけないこと、
自分ひとりで全部抱え込まなくてもいいこと、その両方がある。
人生って、何と戦っているのかわからないことも多いけれど、大きな戦争なんです。
その敵に正面から向き合って、なんとかしていこうとする時、その時に必要なのは、
人や環境、財産とか、自分が持っている色んな要素を全部含めての、
「チーム力」なんだなと。
昨日頂いた、何人かの友人からのお祝いのメッセージを見たり聞いたりしていても思った。
もう何が何だかわかんねえってぐらいの、
気が狂いそうになるこのおかしな日常の中で、
自分の人生に責任を持たなきゃいけないのは、自分だけかもしれない。
でも、今日の教訓は、「ひとりで全部やろうとするな」。
たとえ何年もの間、死にそうになるくらい問題が毎日続いていても、
その翌日、たった数時間でも、何か心の琴線に触れるような素敵な時間が待っていれば、
人はなんとか立ち直れるんじゃないでしょうか。
別に自分は、まだそこまで終末的な段階ではないと思うけど、
今僕が抱えているような、そんな陳腐な悩みなんかではまだまだ甘いと思うし、
そう思わなければいけないとも思うし、
でも、僕は今まで、なんか妙に冷めて、諦めて、
ちょっと投げやりに毎日の色んなことを進めていたのかもしれません。
昔はたくさん使っていたのに、気がついたら倉庫でホコリをかぶっていたような、
そんな心の中にある感情のある部分が、
今日はひょんなきっかけから、また反応したように思います。
ずっと動いていなかった心のある部分に血が通い、
電源が入ったような、音を立てて動き始めたような、そんな気がしました。
もうずっと昔に動かなくなってしまったと思っていたけど、
なんだ、まだちゃんと動くじゃん、って。
仕事の後のビールもいいけれど、
本当に大事な明日への活力って、生きる歓びって、なんなんだろう?
そんなことを考えさせられた、28才の第1日目でした。
帰り道に見た月がとてもきれいだった。
引き続き、人生を戦っていく。
緊張したり、混乱したり、笑ったり、驚いたり、喜んだりしながら。
みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
2011.09.10 なかこうじ

