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僕が思春期を過ごし、大好きだった街、渋谷がどんどん死んでゆく。
ちょっとどうしても納得がいかないので臨時で書くが、ぜひ読んでほしい。(なおこの記事は、実名を挙げて悪口を書きまくるので、数日後自動的に消去する。読んだら心のどこかにしまっておいてほしい)
そう、新聞でも大きく報じられたし、知っている方もいるかと思うが、渋谷駅から歩いて数分の山手線・明治通り沿いという絶好のロケーションにある宮下公園を、「ナイキ公園」に変えようという計画が今持ち上がっている。今月内にも宮下公園をナイキ化する契約が結ばれてしまう。
「ナイキ公園」になると言っても、渋谷公会堂が「渋谷C.C.Lemonホール」に変わるとか(2006年に渋谷区が、電通を介してサントリーにネーミングライツ(こんなものを英語のright(つまり権利)と呼ぶべきではないと僕は思うが)を売り渡すことで名前が変わっていて、ご存知のようにもう「しぶこー」はない。あの今だになぜ憧れるバカ者が多いのか全くわからないピーター・ドラッカー信者のアホ広告バカ集団のせいで、罪もない音楽の歴史が汚れた)、東京スタジアムが「味の素スタジアム」になる(2003年に石原都知事によって、公営施設としては日本で初めてネーミングライツが企業に売却された。 あの弟の兄であるだけで、一人では何もできない温室育ちのヨットバカお坊ちゃんのせいで東京はどんどんおかしくなっている。なにもオリンピックに限った話ではない)といった施設命名権売却だけの問題ではない。
これについては色んな問題があるが、今起こっていることを簡単に説明すると、渋谷区はナイキジャパン社に5年間で1億5000万円の施設命名権売却をするだけでなく、同社の資金援助を受けて、4億5000万円かけてスケートボード場やオープンカフェを新設して、ここをナイキがお金を取る有料の施設に変えようとしている。これによってみんながタダで休むこともできなくなるばかりか、夜は鍵がかけられて閉鎖、ここで生活している人たちも追い出されてしまう。(ホームレスの問題はそれはそれでまた別の問題だが、渋谷で数限りある緑を感じられたり、昔の僕のような渋谷周辺に通う高校生たちが放課後に恋人と隠れてキスをしたり、コソコソと煙草を吸ったり、学校や先生のグチを言ったり、友達たちと日が暮れるまでどうでもいいおしゃべりをする場所がなくなるのは、個人的にやっぱり残念すぎる)
僕が一番黙っておけないのは、これがスタジアムや劇場ではなく(それでも決していい気持ちはしないが)、今回は「公園」が誰の持ち物になるかという、一番最悪な権利の譲渡問題になっていること。しかもあの渋谷ではもうほぼ最後と言ってもいい、緑地という天からの恵みである、みんなの宮下公園。
僕も若い頃はしがないスケーターだったので、スケートパークができることは一見喜ばしいことだと思えるが、はっきり言って今このタイミングで宮下公園に有料スケート施設を新設する必要は全くないし、パークを作らなくても、今の宮下公園でもスケボーをやろうと思えばやれる場所はいくらでもある。普通に考えて、ナイキが本気でスケボーという文化を世の中に浸透させるためにこの場所を手に入れようとしているとは、到底考えられられない。財政の厳しい渋谷区も同様。じゃあ彼らはどうして作るのか? それは落ち着いてよく考えれば誰にでもわかるはず。
こうした「お金を払わないと休むことも水を飲むことも深呼吸することもできなくなり、自由にぼーっとする場所もなくなって、本当になんでもない普段の暮らしに必要だった生活空間が企業の宣伝広告で埋まる」なんてことは、単に今宮下公園で起ころうとしている特殊なことではなく、僕らのごく身近な回りでも既に、そして世界中でますます広がっているちょっと、ってか本当にヤバい事態であると思う。
新自由主義(ネオリベラリズム)は、労働力でも農作物でも公共のサービスでも、何でもかんでもグローバルな市場の自由競争にゆだねることが皆のハッピーに繋がるんだ!とする思想だが、そうやって公共のもの、共有のもの、現代人が東京砂漠をはじめ、各都市で生きてゆく為にも、せめてものなくてはならないものをどんどん民営化(「民営化」とは” privatization ”、つまり私有化・私物化のことを指している。 新自由主義者は「官から民へ」などと提唱しているが、元の英語の意味では「publicから、privateへ」つまり「公から私へ」が正しい。本来の言葉の意味を変な日本語にうまく気づかれないようにすり替えているから、よくわからない人には何の抵抗もなく受け入れてしまう点がミソである、広告業界や国が常日頃やっている得意の情報操作の一例)していった末に完成する世界は、例えばナイキ公園のような世界。
それで得をするのは競争力の強い大企業(あるいは欧米を中心とした多国籍企業)だけであって、その戦略に何の疑問も持たない、日々それぞれに頑張って働いている従順な消費者、一般市民である利用者でさえ、いいようにお金を巻き上げられる被害者(こういう言葉をあまり使いたくはないが)だと言える。
しかし、その大企業でさえグローバルな自由競争にさらされ、合併・買収されないように日々経営の合理化や際限のないコストダウンを生死の狭間で強いられているんだから、新自由主義的グローバリゼーションによって「よくなる」と主張されている、その「よくなる」主体は一体誰なのか、もうわからない。というか何?それは生きている人なのでしょうか??本当に世の中が「よくなる」だなんて言えるのかな?
では、それが人でも企業でも環境でもないんだとしたら...
そう、それは、『この丸い星の、「豊かな」国々でも、「貧しい」国々でもないところに棲んでいる、「灰色」というもの』なんだよね。
(僕が思う「灰色」についてはまたここで書いていきたいとは思っている)
とりあえず明日は渋谷で反対のデモがあるらしい。
こんなこと書いといて何なんだが、僕は明日行けそうにないれど、もし公共のものをこれ以上企業に売るな、と思う人や、あの宮下公園がいきなりナイキ公園になるなんて、そりゃおかしいぜ、と思う人、たまたま渋谷に出掛ける用事がある人、それか単に時間ある人がいたら(まあそんな人たちはいないと思うけど)、よかったらデモに参加しなくてもいいから、様子を見てきてほしい。(たまたま土曜日の午前中にでも見てくれている人がいたら嬉しいのだが...)
それか思ったことや考えたことを周りにいる人にちょっとでもいいから話してみてほしい。
そしてこれからも続いてゆくであろう、こういう色んな「なんか変」な出来事を考えていってほしい。
不景気とかそういう問題じゃなくて、今の世の中、なんか筋が通っているようで、でも、よく考えるとそれでも何かが完全におかしいなって思っている人がいたら、それは絶対に間違ってないと思うんだよね、僕は。
自分は偉そうなことが言えるようなことしている人間でもないし、そんな立場にもいない。人に自慢できるようなことも特にない。だからたいしたこともできないが、でも小さなことでもいいから何か自分にできることをやっていきたい。自分がおかしいと思うことは自分なりのやり方で変えたい。僕にできることはちょっとだけ物事の見方を変えたり、考えたりすることのきっかけのヒントを、全然違う観点から、間違っててもいいから提案していくことだと思っている。普段のどうでもいい話の中とかから。
それは別に世の中のことだけではなくて、仕事でも毎日の生活でも将来のことでも、固い難しい話ばかりでもなくてよくて、ただ単に自分もみんなも毎日を気持ち良く送れるようになりたいから。そんな風に考えてブログとか今だにやっているのかもしれません。
こんな情報のカオスの最果てのようなページに書いたってしょうがないのはわかっているんだけど、とりあえず宮下公園は思い出もありすぎるし、この件はどうしても納得いかなくてさ。ちょっと乱暴な書き方になってしまって申し訳ない。なんか熱くなってしまった。
また次回からは今まで通り、バカみたいな写真や文章を適当に載っけてゆきます。
考えていると腹が立つのでもう寝ることにする。
*興味がある人のために...
「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」
http://minnanokouenn.blogspot.com/2009/06/blog-post.html
ニュース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009061002000229.html
「灰色ってなんだ?」って思った人へ
http://www.ozawa-folktale.com/publishing/25issue/25information.html
ちょっとどうしても納得がいかないので臨時で書くが、ぜひ読んでほしい。(なおこの記事は、実名を挙げて悪口を書きまくるので、数日後自動的に消去する。読んだら心のどこかにしまっておいてほしい)
そう、新聞でも大きく報じられたし、知っている方もいるかと思うが、渋谷駅から歩いて数分の山手線・明治通り沿いという絶好のロケーションにある宮下公園を、「ナイキ公園」に変えようという計画が今持ち上がっている。今月内にも宮下公園をナイキ化する契約が結ばれてしまう。
「ナイキ公園」になると言っても、渋谷公会堂が「渋谷C.C.Lemonホール」に変わるとか(2006年に渋谷区が、電通を介してサントリーにネーミングライツ(こんなものを英語のright(つまり権利)と呼ぶべきではないと僕は思うが)を売り渡すことで名前が変わっていて、ご存知のようにもう「しぶこー」はない。あの今だになぜ憧れるバカ者が多いのか全くわからないピーター・ドラッカー信者のアホ広告バカ集団のせいで、罪もない音楽の歴史が汚れた)、東京スタジアムが「味の素スタジアム」になる(2003年に石原都知事によって、公営施設としては日本で初めてネーミングライツが企業に売却された。 あの弟の兄であるだけで、一人では何もできない温室育ちのヨットバカお坊ちゃんのせいで東京はどんどんおかしくなっている。なにもオリンピックに限った話ではない)といった施設命名権売却だけの問題ではない。
これについては色んな問題があるが、今起こっていることを簡単に説明すると、渋谷区はナイキジャパン社に5年間で1億5000万円の施設命名権売却をするだけでなく、同社の資金援助を受けて、4億5000万円かけてスケートボード場やオープンカフェを新設して、ここをナイキがお金を取る有料の施設に変えようとしている。これによってみんながタダで休むこともできなくなるばかりか、夜は鍵がかけられて閉鎖、ここで生活している人たちも追い出されてしまう。(ホームレスの問題はそれはそれでまた別の問題だが、渋谷で数限りある緑を感じられたり、昔の僕のような渋谷周辺に通う高校生たちが放課後に恋人と隠れてキスをしたり、コソコソと煙草を吸ったり、学校や先生のグチを言ったり、友達たちと日が暮れるまでどうでもいいおしゃべりをする場所がなくなるのは、個人的にやっぱり残念すぎる)
僕が一番黙っておけないのは、これがスタジアムや劇場ではなく(それでも決していい気持ちはしないが)、今回は「公園」が誰の持ち物になるかという、一番最悪な権利の譲渡問題になっていること。しかもあの渋谷ではもうほぼ最後と言ってもいい、緑地という天からの恵みである、みんなの宮下公園。
僕も若い頃はしがないスケーターだったので、スケートパークができることは一見喜ばしいことだと思えるが、はっきり言って今このタイミングで宮下公園に有料スケート施設を新設する必要は全くないし、パークを作らなくても、今の宮下公園でもスケボーをやろうと思えばやれる場所はいくらでもある。普通に考えて、ナイキが本気でスケボーという文化を世の中に浸透させるためにこの場所を手に入れようとしているとは、到底考えられられない。財政の厳しい渋谷区も同様。じゃあ彼らはどうして作るのか? それは落ち着いてよく考えれば誰にでもわかるはず。
こうした「お金を払わないと休むことも水を飲むことも深呼吸することもできなくなり、自由にぼーっとする場所もなくなって、本当になんでもない普段の暮らしに必要だった生活空間が企業の宣伝広告で埋まる」なんてことは、単に今宮下公園で起ころうとしている特殊なことではなく、僕らのごく身近な回りでも既に、そして世界中でますます広がっているちょっと、ってか本当にヤバい事態であると思う。
新自由主義(ネオリベラリズム)は、労働力でも農作物でも公共のサービスでも、何でもかんでもグローバルな市場の自由競争にゆだねることが皆のハッピーに繋がるんだ!とする思想だが、そうやって公共のもの、共有のもの、現代人が東京砂漠をはじめ、各都市で生きてゆく為にも、せめてものなくてはならないものをどんどん民営化(「民営化」とは” privatization ”、つまり私有化・私物化のことを指している。 新自由主義者は「官から民へ」などと提唱しているが、元の英語の意味では「publicから、privateへ」つまり「公から私へ」が正しい。本来の言葉の意味を変な日本語にうまく気づかれないようにすり替えているから、よくわからない人には何の抵抗もなく受け入れてしまう点がミソである、広告業界や国が常日頃やっている得意の情報操作の一例)していった末に完成する世界は、例えばナイキ公園のような世界。
それで得をするのは競争力の強い大企業(あるいは欧米を中心とした多国籍企業)だけであって、その戦略に何の疑問も持たない、日々それぞれに頑張って働いている従順な消費者、一般市民である利用者でさえ、いいようにお金を巻き上げられる被害者(こういう言葉をあまり使いたくはないが)だと言える。
しかし、その大企業でさえグローバルな自由競争にさらされ、合併・買収されないように日々経営の合理化や際限のないコストダウンを生死の狭間で強いられているんだから、新自由主義的グローバリゼーションによって「よくなる」と主張されている、その「よくなる」主体は一体誰なのか、もうわからない。というか何?それは生きている人なのでしょうか??本当に世の中が「よくなる」だなんて言えるのかな?
では、それが人でも企業でも環境でもないんだとしたら...
そう、それは、『この丸い星の、「豊かな」国々でも、「貧しい」国々でもないところに棲んでいる、「灰色」というもの』なんだよね。
(僕が思う「灰色」についてはまたここで書いていきたいとは思っている)
とりあえず明日は渋谷で反対のデモがあるらしい。
こんなこと書いといて何なんだが、僕は明日行けそうにないれど、もし公共のものをこれ以上企業に売るな、と思う人や、あの宮下公園がいきなりナイキ公園になるなんて、そりゃおかしいぜ、と思う人、たまたま渋谷に出掛ける用事がある人、それか単に時間ある人がいたら(まあそんな人たちはいないと思うけど)、よかったらデモに参加しなくてもいいから、様子を見てきてほしい。(たまたま土曜日の午前中にでも見てくれている人がいたら嬉しいのだが...)
それか思ったことや考えたことを周りにいる人にちょっとでもいいから話してみてほしい。
そしてこれからも続いてゆくであろう、こういう色んな「なんか変」な出来事を考えていってほしい。
不景気とかそういう問題じゃなくて、今の世の中、なんか筋が通っているようで、でも、よく考えるとそれでも何かが完全におかしいなって思っている人がいたら、それは絶対に間違ってないと思うんだよね、僕は。
自分は偉そうなことが言えるようなことしている人間でもないし、そんな立場にもいない。人に自慢できるようなことも特にない。だからたいしたこともできないが、でも小さなことでもいいから何か自分にできることをやっていきたい。自分がおかしいと思うことは自分なりのやり方で変えたい。僕にできることはちょっとだけ物事の見方を変えたり、考えたりすることのきっかけのヒントを、全然違う観点から、間違っててもいいから提案していくことだと思っている。普段のどうでもいい話の中とかから。
それは別に世の中のことだけではなくて、仕事でも毎日の生活でも将来のことでも、固い難しい話ばかりでもなくてよくて、ただ単に自分もみんなも毎日を気持ち良く送れるようになりたいから。そんな風に考えてブログとか今だにやっているのかもしれません。
こんな情報のカオスの最果てのようなページに書いたってしょうがないのはわかっているんだけど、とりあえず宮下公園は思い出もありすぎるし、この件はどうしても納得いかなくてさ。ちょっと乱暴な書き方になってしまって申し訳ない。なんか熱くなってしまった。
また次回からは今まで通り、バカみたいな写真や文章を適当に載っけてゆきます。
考えていると腹が立つのでもう寝ることにする。
*興味がある人のために...
「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」
http://minnanokouenn.blogspot.com/2009/06/blog-post.html
ニュース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009061002000229.html
「灰色ってなんだ?」って思った人へ
http://www.ozawa-folktale.com/publishing/25issue/25information.html