私が芝居を始めたのは



26,7歳でした。


急に始めたもんですから、田舎の両親に『芝居始めた』って報告したら、
苦笑して「普通は諦める年じゃろ?」って言われました。


そんな年甲斐がないかもしれない私を、演劇の世界に誘った人がいます。


出会いは10年以上前に遡ります。


私がまだ花の大学生だった頃、創作イタリアンの洒落オツな店が、愛媛は松山にオープンしました。

オープニングスタッフとして、一緒に働き始めたのがその人です。


香川にうどんツアーに行ったり、
高知にがっかり名所ツアーに行ったり、
バイト中に一緒にムーンウォークしたりして、
友情を暖めました。


私は当時から
『私の人生で、こんなに面白い人とはもう出会えないかもしれない』
って思うくらい惚れ込んでました。


何気なくその人に誘われるがまま、事務所のオーディションを受け、芝居の楽しさにまんまと魅了されてしまった私です。


芝居との出会いは、まんまその人との出会いに繋がるわけで、感謝しないではいられないのです。




ありがとう。

ありがとう。



(BGM:ベストフレンズ/kiroro)



この人に捧げます。



演劇集団ザ・ブロードキャストショウ東京-201010140001000.jpg


ベーェスフレーーン。



渡部でした。