答え:4 (C, D)

 

【用語の定義について】

萎縮:細胞数に変化がない状態での細胞の小型化適応
( 笠原正典他(2013)『器官病理学』pp20 南山堂)

肥大:数の変化がなく細胞の大きさが増す適応反応

( 笠原正典他(2013)『器官病理学』pp19 南山堂)

 

 

A.高齢者の場合,骨髄脂肪は増加するためそもそも設問として成立しないと考えられる.

 

B.水腎症:尿路の通過障害が慢性的に持続し,尿が腎盂,腎杯に停留するために二次的に

  生じた腎盂,腎杯の拡張.

             ↓

  進行すると実質が押されて「圧迫萎縮」を起こす

 

C.アポトーシスにより細胞が死滅することにより個々の組織数が減少,臓器が縮小すること 

  は広義の萎縮と認識することが出来る.

 

D.高血圧により心臓が正常以上に働くことで左心肥大を起こす.

  (機能性肥大も作業性(労働性)肥大も同義と考えられる)

 

E.特発性・・・現時点で原因の分からぬこと

  従って女性化乳房のように原因が分かっていて乳腺組織が肥大するのは生理的肥大にあ

  たるので特発性肥大は誤り.