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ソーシャルメディアの効果的なコミュニケーション術

このブログでは、ソーシャルメディア(フェイスブック、ツイッター、ブログなど)を活用したいあなたのために、役立つ情報(コミュニケーション術、ノウハウ、商品・サービス)を提供していきます。お楽しみに!

おはようございます。

「ソーシャルメディアの効果的なコミュニケーション術」

安倍英和です。

 

このメールでは、ソーシャルメディア(フェイスブック、ツイッター、ブログなど)を活用したいあなたのために、役立つ情報(コミュニケーション術、ノウハウ、商品・サービス)を提供していきます。お楽しみに!

 

誰よりも分かりやすくお伝えするため、物語を採用しています。

 

【メンター佐原と超初心者田中の会話から学ぶコミュニケーション術】

田中さんは、メンターの佐原さんが、どのようなコミュニケーションのスキルを活用しているのか、興味がありました。

 

ずいぶん前ですが、会社でコミュニケーションに関する研修を受講したことがありました。

 

ただ、その当時は、技術者として一人前になることにしか興味がなく、いやいや参加した覚えがあります。

 

でも、今は、コミュニケーションのスキルについて、すごく学びたいという意欲があります。

 

自分の行動を変えた、佐原氏のやり方をぜひ、学んでみたいと思っていました。

・・・

 

 

■人を動かすコミュニケーション術とは

 

今日は土曜日、会社は休みだ。

田中は、都心のあるセミナールームにいた。

 

メンターの佐原が主催するセミナーに参加していたのだ。

 

セミナーのタイトルは「人を動かすコミュニケーション術」

佐原は、ソーシャルメディアを活用した、マーケティングのコンサルタントとして活動しながら、同時に、ビジネスマンに実践的なコミュニケーション術を教える専門家でもあった。

 

ソーシャルメディアのコンサルタントとして、売れっ子になった今でも、定期的にコミュニケーション術のセミナーを開催していた。

 

なぜ、田中がこのセミナーに参加することになったのか。

きっかけは、佐原とのスカイプでの会話だった。

 

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・・・

「そういえば、田中さん、来週の週末に、コミュニケーション術に関するセミナーを開催するんだけど、興味あります?」

 

「え、マーケティングだけでなく、コミュニケーション術に関するセミナーも開催されているんですか?」

 

「ええ、もともと、私の本業は、コミュニケーションを教える方だったんです」

 

「それが、最近ソーシャルメディアを使う人が急激に増えたこともあって、ソーシャルメディアでのコミュニケーション術について、教えて欲しいという要望が多くなって、それで、いまみたいな、仕事のスタイルになったんです」

 

「そうなんですか、もともと、私は、コミュニケーションについて苦手意識がありまして、そのコミュニケーション術のセミナー興味あります」

 

「そう、苦手意識があったんだ」

 

「そうなんです。もともと技術者だったので、自分でコツコツやるのは苦にならないのですが、特に、会社で部下を持つ立場になってからは、人に指示を出して、動いてもらわないといけなくなりまして、そのへんがどうも苦手なんです」

 

「そうですか、だったら、一度参加してみたらどうですか?」

 

「ええ、来週だったら、予定が空いていますので、ぜひお願いします」

・・・

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田中が佐原のコミュニケーション術のセミナーに参加しようと思ったのには理由があった。

 

佐原と出会うまでは、フェイスブックを始めたものの、3か月間、友達ゼロだった田中が、今では毎日、記事を投稿するようになったし、フェイスブックの友達も、徐々に増え始めた。

 

何が、田中の行動を変えるきっかけとなったのか?

 

それは偶然メンターになってくれた佐原との会話だった。

 

続く・・・

 

 

★今日のワンポイント

 

あなたは、今までに、コミュニケーションに関する研修を受講したことがありますか?

 

私が実施する大企業向けの研修では、研修を受講する最初のきっかけは、上司からの指示でという方が多いです。

 

参加者の中には、上司の指示があってとりあえず参加したので、どんな研修内容かの知らずに参加したという方もいます。

 

大事なのは、研修に送り込む、上司側が、何のために、この研修に参加してほしいのか、参加目的と、参加後に職場で活用するために期待していることを明確に伝えることです。

 

つまり、部下への動機づけが必要だということです。

動機づけというと固い表現になりますが、ようするに、相手のやる気を引き出す働きかけのことです。相手のモチベーションを上げるための働きかけのことです。

 

できるだけ、本人が興味関心を持って、高いモチベーションで参加できるように、研修受講後にどのように活用できるかについて、具体的なイメージが持てると良いですね。

 

具体的なイメージを持ってもらうには、上司が質問することが大事です。

本人が今仕事でどんな課題を持っているのか?

その課題を解決するために、今回の研修を活かすとしたら、どんなことが学べればいいのか?

質問した後は、じっくりと相手の話を傾聴できるとよいです。