❸消化と代謝
消化といえば、まず胃を思い浮かべる人が多いと思います。ですが、消化器と呼ばれる臓器はまだあります。
上の図の○で囲んでいるところが肝臓です。肝臓の主な働きは、代謝や解毒です。
エネルギー代謝の主な臓器として、肝臓・筋肉・脳があげられます。この内、脳は糖を使うので、頭を使うと甘いものが欲しくなったりします。
では、肝臓での代謝で使われる、糖・たんぱく質・脂肪はどこからくるのでしょうか。
答えは、胃や小腸で消化・吸収されたものが、肝臓へと運ばれているのです。
あまりに多くの糖や脂肪がどんどん吸収されると、肝臓で代謝しきれずに身体に残っていってしまいます。それが、ぜい肉となるわけです。
それなら、糖や脂肪が余分に吸収されなければいい、排泄されてしまえばいい、と考えます。
じゃあ、どうして余分に吸収されてしまうんだろう・・・
この消化・吸収能を左右しているのが腸内細菌です。
善玉菌、悪玉菌。よく耳にするキーワードです。
悪玉菌(デブ菌)は、不要なものをきちんと仕分けしないで、何でもかんでも吸収してしまいます。
もう一つ、腸内細菌の中には、中性的などっちつかずの菌がいます。この中性菌たちは、善と悪、デブとスマート、優勢の方の味方になります。つまり、善玉菌を増やせば、一気に形勢逆転できるようになっています。
悪玉菌(デブ菌)が多い人の特徴は、
①便秘がちである。
毎日出ていればいいというわけではなく、量を気にしてみてください。食べた分だけ出ていますか?日本人は腸が長いため、宿便がたまりやすいのです。
②便の性状が不安定である。
便が硬かったり、柔らかかったりバラバラです。
③便、おならがめっちゃ臭い。
普通だろっ
!!ってなると思いますが、実は、便の臭いの原因は悪玉菌であり、善玉菌優位の人の便はほとんど臭いません。看護師をしていると、便の臭いで、どの患者さんのものか分かります。
などが挙げられます。
医学会の研究で、この腸内細菌叢は100パーセント遺伝とわかっています。
だから、痩せている人の腸内細菌叢を何とか移そう・・・
キスとかしたら移るかな・・・

・・・移らなかったそうです
腸内細菌叢を変える唯一の方法、それが、
便移植だったのです。
