ステージVでの3回目の公開模試である。

全般的にバランスの取れた総合問題となっている。

社会も、地理・歴史・時事のバランスが良く、この時期の総復習として良い作問である。

トランプ大統領の訪日と重なっていたため、コアラ父の時事予想問題は的中した。

理科では問題不備があったために、修正版での出題となっている(表紙右上に◆印)。

なお、コアラの成績は「良」だった。

 

算数

5(2)の問題はピタゴラス数を使うと少し早く解ける(正答率4%)。

12 cmと5 cmの直角三角形なので、斜辺の13 cmを使った受験者は多いだろう。

ピタゴラス数は、5:4:3、13:12:5、17:15:8、25:24:7、29:21:20くらいまで覚えておけばよいと思う。

6(3)は中学受験で頻出される3段つるかめ算だった(正答率1%)。

コアラ家では、「つるかめカブトムシ算」と呼んでいる。

コアラが4年生の頃、つるとかめの匹数が同じ場合は、足が3本のつるとかめの

可愛い絵を書いていたのが懐かしい。

本問では、3種の個数が違い、それぞれ最低1個を購入しているので、1個の合計をまず引く。

次に最安値を全数にした場合の合計を引く。単純化して、あとは表を作成するだけである。

7(2)(正答率11%と3%)は良問だと思った。場合わけ後、短時間で正確に計算する必要がある。

 

国語

国語の大問では、森博嗣「夢の叶え方を知っていますか?」と、

瀬尾まいこ「君が夏を走らせる」が出題された。

前者では、職業的な夢と趣味的な夢の違い、そして、その実現方法が述べられている。

両方の夢が一致した人や少なくともどちらかの夢を実現できた人は幸せだと改めて思う。

また、「能力の中には、たとえば容姿なども含まれる(能力というには抵抗が

あるだろうけれど)」という一節は面白い。

学力は努力で向上できても、清潔感や化粧を除くと容姿の改善はあまり見込めない。

そして、容姿は人生の幸福度と強く相関しまうのも現実である。

残念ながら、コアラ父にこの後者の能力はほとんどない。

しかし、人生の幸福度はかなり高い。

 

 

何故なら、、、

コアラがいるから。

 

 

おっと、書き忘れた、、、

コアラ母もいるから。