コアラが解けなかったり、手間取ったりした問題をいくつか解いてみるのが

日課(趣味?)となっている。

プリント学習の問題を眺めていて、これは良問だと思った。

 

太郎君と次郎君はP地点を同時に出発し、855 m離れたQ地点に向かいます。

太郎君ははじめ分速240 mで走ったのち、分速60 mで歩き、

そして分速120 mでジョギングします。

次郎君ははじめ分速120 mでジョギングしたのち、分速240 mで走り、

そして分速60 mで歩きます。

二人はこのことを2日間繰り返しました。

 

(1)簡単なので省略。

(2)2日目、太郎君と次郎君の歩いた時間は同じで、

太郎君と次郎君のジョギングした時間は同じで、

さらに太郎君と次郎君の走った時間は同じでした。

P地点を出発して3分後、走っている次郎君はS地点で太郎君を追い越しました。

そして出発して7分30秒後に同時にQ地点に着きました。

P地点とS地点の間の距離は何mですか。 (答 450 m

 

高速シンカー(シャドーの変化球問題)と思いきや、

球筋を見極める(進行グラフをじっくり眺める)と、

遅いストレート(単純なつるかめ算問題)なので、

簡単に打ち返せる(ほぼ暗算で解ける)といったところだろうか。

今後、他の学校でも類似問題が出題されそうな気がする。

 

コアラは(2)で方程式を立ててしまった。

もちろん、これは「美しい解法」ではなく、「だらしない解法」である。

もちろん、受験では「ぐでたま」でも良い。点数は同じである。