日能研の保護者会にはこれまですべて出席している。
平日の昼間に開催されることもあり、保護者は母親が多い。
直近3回の父親出席者は、コアラ父のみであった。
小まめにメモを取っているし、さぞかし、熱心な父親と見られているだろう。
ただし、メモを取るのは各科目の担任が説明のために入室した直後のみである。
担任の風貌や喋り方をメモし、時には似顔絵を書いている。
コアラに勉強を教える時の物真似のネタとして、仕込むのである。
そして、自宅での勉強中にコアラとの物真似合戦となる。
「え~と~、ここが分からないんですねッ」
「え~と~、こういうことを言いたいんですねッ」
「え~と~、なるほどですねッ」
実にくだらないが、これも父と子のコミュニケーションの一環である。
しかし、コアラのコメントも考慮すると、
日能研では先生の資質(当たり外れ)の差が大きいと感じる。
保護者会での各先生の説明を聞けば、
「理路整然と話しているか」、「滑舌よく大きな声で話しているか」、
「熱意を持っているか」、「子ども達を大切にしているか」等は一目瞭然である。
他塾と比較した際の資質の差が気になるところでもある。