「日能研は、何故、ユーザーフレンドリーな製本およびプリントにしないのか」と

疑問に思うことが多々ある。

 

・「本科教室」と「栄冠への道」は、国語と算数、理科と社会が組となっている。

 そして、サイズもB5とA4と異なる。

 異論もあろうが、それぞれの科目を纏めて、

 A4サイズにした方が勉強時には効率的だろう。

 補充問題も当該単元の後ろで製本したほうがよいし、

 「本科教室」の左右の広い余白も修正したほうがよい。

 加えて、「本科教室」オプションの理解、活用、説明の重複内容も改善すべきである。

・一部の教材では、解答が別冊になっておらず、答え合わせがしづらい。

・30枚程度のB4横プリントをホチキス左2箇所止め等で配布されると、子供には扱いにくい。

 せめて、中綴じ冊子にしてほしい。

・配布プリントのサイズがA4縦、B5縦、B4横、B4縦等が混在しており、整理しづらい。

 「当該中学の過去問サイズと同一」等という正当な理由があればよいのだが、

 先生によって、あるいは単元によって、そのサイズは異なることがある。

 

他塾に関しては余り知らないが、子供相手の産業であり、そして、

勉強の効率を重視するならば、自ずと対応は決まるであろう。

上記の改善を面談でリクエストしたことがあるが、「コストの面で色々と難しい」、

「決まっているので」、「担任に任せているので」等との回答であった。

「シカクいアタマをマルくする対応はできないのですか」と切り返しても、

気まずい沈黙が流れるだけである。

中綴じ冊子等は直ぐに対応できるはずだし(一部は対応している)、

簡易製本なら数十円である。

そのくらいの費用はテキスト代に加算してもらって何ら問題はない。

組織の方針変更が難しいのはどこの世界でも同じなのだろう。

 

かくして、保護者が自前で対応することになる。

また、その季節がやってきた。

有名になってしまった「6年夏期講習テキストの裁断」である。

今回も多くの人がキンコーズに持ち込んだことだろう。

 

コアラの教材では、木工用ボンド(コニシ)と製本テープ(ニチバン)が活躍している。