僕は映画を観終わって、一緒に観に来てくれた友達に礼を言ってから別れた。
映画が映画だったからだろうが、僕は年明けに別れた彼女を思い出した。
もし僕があの日、彼女を引き止めることができていたら。僕が自分を抑えて、あのLINEさえしていなかったら。
ついさっき別れを言ったのは、彼女だったのかもしれない。
もし、あの時、あの教室で、彼女を引き止めることができていたら。
いや、僕が何を言っても、彼女は首を横に振っただろう。女の子ってそういうもんなんだろう。前の日に話をまとめてしまっていたこともあったけど。
だけど、まだその彼女と付き合っていたとして。最後まで一緒にいられる確率なんて、ほんの数パーセントだったと思う。
そう考えれば、別れは当然受け入れられるはずだ。だけど僕は、まだ受け入れることができていない。男ってそういうもんだよ。笑
明日も部活、君と会う。どんな顔でおはようと言えばいいだろう。今日も君は楽しそうに笑ってた。
今日は小説でも読んで寝よう。