調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス1

砂埃舞い立つ道。


調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス2

建て看板???


調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス3

牛。


調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス4

工場?!


調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス5

電線。電気はOK?


$調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス6

遠方に煙。


調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-ラオス7

それは民家。




工業団地とは呼べない、だだっ広い土地。

電気と道路らしきものはあるが工業団地とは程遠い。

タイ国境近くのため、物流はokであろう。



民家数件、それ以上に牛やヤギの牧畜が目立つ。

立ち退きが問題のひとつというのも頷ける。



2015年完成目指してJICAが動いているらしい。

後5年でどの程度進化するのか甚だ疑問の”ミカイの土地”。

しかし、1ヶ月で様子がガラリと変わってしまうベトナムの

発展をみると、きっかけさえあれば成長可能性大なのかもしれない。

現在滞在中のホテルはオープン3ヶ月の新築ホテル。

贅沢に木材を使用、
統一感のある家具に、
小さなベランダまで付いて、
きれいなホテルであるホテル

しかし、なぜだかフレッシュ感に乏しい・・・


バスルームの壁
  タイル部に飛び散る壁の塗料

カーテン
  純白なのに上部に際立つ黄色のシミ

机や椅子
  脚に固まる埃


  悪い建付けゆえ閉まらない鍵


新築なのに!
”まぁいいじゃない”=細部を気にしない、
ラオスの国民性が現れている・・・

こういった小さなマイナスが重なっての
全体的な印象なのであろう。


日本日本国旗

新築ホテルではまずありえない。
古いホテルであっても、”きちんと感”を
感じる所が多いのは、清掃が行き届いていたり
上記のような不具合が少ないから。


気配り、思いやり、精密さ。
この”ソフト”が例えば車や機械という
”ハード”に形を換えて、
韓国や中国の進出激しい今も尚、
なんとかMade in Japanブランドを掲げられている、
そういえる面は大きくないだろうか


しかし、東南アジアでみかけるそれらは
価格の面もあって韓国製がシェアNo.1。
Made in Japanは形を変えなけば
その座を永久に手放すことになるのではないだろうか。


日本の”ソフト”を海外へ送り出す新しい術。
私たち世代の課題である。
サイアムスクエアinバンコク

テーブルいっぱいに宿題を広げ、
ソフトクリームを片手に談笑する学生たち。
金曜、午後3時のマクドナルド。

調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-タイのマクドナルド



日本で似たような光景が見られたのは
80年後半頃からか。
今では学生に限らず、この冬も
ボーナスに期待できないサラリーマンの味方だが。

マクドナルド進出
日本 1971年
タイ 1986年

進出後の年代、
購買欲の成長は著しい。

ベトナム 2009年

マクドナルドは未進出。
KFCやロッテリアが都市部に
チェーン展開しているが、
その位置づけはちょっと特別な日、
ご褒美やデートの場所である。
まだまだ庶民の生活とは距離がある。

急成長を遂げるベトナム。
マクドナルドが学生に愛されるのはいつの日か
最近出張が増えているラオス。
食の安全と実態に関して、勝手にまとめてみた。

ラオス
 アセアン諸国のスポーツの祭典”シーゲーム”ホスト国となるラオス。
 09年12月の開催に向け、急ピッチで開発が進む。

食の安全認識
 中国は言うに及ばず。
 ベトナムの食品安全の低さは周辺国ラオスでも健在であった!


ラオス食品検査(個人的に聞いた話です)
 合格証は事前付与
  レストランの安全性を示すべく、ラオスの役所が食の安全検査を実施している模様。
  現地新聞報道によれば、安全が確認されたレストランに合格証を付与することになっているが、
  実際は、すべてのレストランの合格が事前に決まっており、検査にやってくる。
高額合格グッツ購入=合格?
  検査を取り消さないためには、合格の証である高い”白いエプロン等”の購入が必須!
食品ホルマリン検査?
  まな板の細菌検査やその他通常の検査が行われるも、
  ”海鮮と食肉のホルマリン検査”なるものが行われたそうです。


食の安全に対する認識はアセアン各国非常に低い
買い物に行くと、”タイ製品”であることで品質をアピールしたり、
中国製品に比べ、時には2倍以上の価格差がつくことも。

個人的な聞き取りによる食品等のブランド勝手ランキングは以下。
(信用出来る10-0全く信用できない としてのランキング)

~10~
 フランス(旧宗主国&食品輸出国)
 ドイツ(ベトナムでも、粉ミルクやジュースがブランド)
 日本(やはり信頼)

~7~ タイ
~5~ ラオス
~2~ ベトナム
~0~ 中国

しかしながら、多くの中国製品が食品だけに限らず、
どの国の街角にもあふれている。

売上&利益という観点からみると、やはり中国の存在は侮れない。
”安かれ悪かれ”を良しとしない共通認識を持つ日本。
これだけ、”安かれ悪かれ”で世界市場を中国に席巻されると、
我々も多少認識を変えて、世界展開に臨む必要があるのかもしれない。
ラオス出張トランジットでバンコクに立ち寄る。

@サイアムスクエア
フードフロアにて「新潟物産展」が開催されていた。

ハッピを羽織ったタイの女の子たち、
「いらっしゃいませ~」と威勢のよい声、
明るく賑わう様子に集まる人々。

調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-物産展の女の子


東南アジアの一都市で日本地方物産展が
催されているとは!

しかし物産展の品揃え。
果物、和菓子、乾物、魚の加工品・・・
おでんやお好み焼きの実演販売まである。

調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-新潟物産展


(奥のカレーののぼりがお見えであろうか)

新潟らしいもの、強いていえば米、酒、寿司弁当。
=「新潟物産展」と称した日本物産展。

親日的なタイ人と数万と言われるバンコク在住日本人。
地方都市を売り込むとともに
受け売れられる形で物産展を催した”にいがた産業創造機構”。

地方活性化も国内だけを対象としたのでは限界。
新たな市場開発、
海外へ飛び出る姿はまさに”産業創造”。

こういった姿勢は強く応援したい。
ささやかな支援になればとお好み焼きを
購入させていただいた。