私の症例だとシリコンでの再建手術の適用はグレーです。

(放射線治療後のシリコン再建は推奨されておらず、

 放射線前提の再建は、ガイドラインなし)

 

色々調べた結果、そもそも、再建は適応外なんだな・・と思っていたところ、

乳腺外科の主治医から「再建はどうする?」と聞かれ

まだ可能性があるの??と驚いたものです。

 

5月の終わりくらいの出来事でした。

(告知から4か月後くらい)

 

そのときは、抗がん剤での治療中で

再建のことなんて考える余力もありませんでした。

 

この年で乳がんになる確率なんて、国債の金利よりも低いのに

どうして私が乳がんになっちゃったの??

みたいな気持ちが根底にあった時期です。

 

そんな確率が低い病気になっちゃったんだから、

再建手術のうまくいかない例に該当するにきまってる。

と、ネガティブモード一色。

 

でも、

「治療中は生きることに必死だったけれど、

 治療が落ち着いて2年経った今、胸がないことが気になる。

 再建したいなと思うけれど、迷う」

といった内容のブログを読んだことがあり、

心の片隅にひっかかっていました。

 

そのブログの言葉があったから、

形成外科の先生の話を聞いてみようと思えました。

 

 

今となっては、どなたのブログなのか分からなくなってしまったのですが、

私にとっては、大きな決断のきっかけとなっていて、

とても感謝しています。

 

※放射線後であっても、シリコンで挑戦してくれるお医者様もいらっしゃるそうです。