子供の頃通っていた公立幼稚園が改築されてとっても綺麗なこども園に変わっていたことに、「たまにはやるじゃん行政」と思ったら、民間になっていたことに気づき、oh...となりました。
如何せん、行政で運営していくには厳しいのが現状なんでしょうね。

さて。
どこもかしこも福祉なんてモンは、経営難です。うちはどうにかこうにか食べさせてもらってますが、まぁ、実情はお察しということで。

職員のお給料もさることながら、問題は利用者さんたちのお給料……。
作業をしてもらうことに対して賃金を支払ってますが、これがまぁ安い。本当に安い。
箱作りや造花作りの内職を思い浮かべていただければ分かりやすいですが、そんな具合の単価の仕事を一日中やってます。もちろん失敗もあるし、その作業すらままならない人も沢山います。もちろんお給料は最低賃金以下。
もちろん、国の方針としては、「頑張ってお給料上げてください」なんです。その人の特性に合わせた儲かる事業を進めて儲かった分は利用者に還元しろってことですね。
それが出来ていたら苦労はしません……。

前回、ご紹介したパンの事業。
あれは特性にあった事業であることは間違いありません。計量が得意な人、こねるのが得意な人、時間に正確な人たちにはとてもいい作業ではあります。これらの特性がある人は割と多いため、大体どこの事業所にはパン部門お菓子部門はあります。そんなもんだからこの手の作業は飽和状態です。しかも本職のパン屋さんもあります。飽和どころか溢れかえってますね……。

次に多いのは雑貨事業ですかね。
先程の内職系の他、オリジナルの商品で木工や手芸の商品をバザー等で販売することが多いです。内職系は確実に買取ってくれる人たちがいますが、オリジナル商品……。これ、わざわざ買う人おるんかいな……と思うようなものもしばしば。クオリティの高いものを提供できる事業所はもちろんあります。がしかし、全てがそうではないのが難点。それでもなにもしないわけにはいかないので、とりあえずやらせているのがこの手の事業では多い気がします。

まぁよくある福祉の事業の金策ツートップの現状はこんな感じです。要するに、このままじゃ就労支援もままならない。
国からのお達しは、「どうにか使えるようにして、一般企業でも働いてもらおう」なんですよね。こんなんじゃいつまで経っても出来ない……。
無理やり働かせているわけではなく、働きたいという意欲のある人たちを伸ばす、働きたいと思ってもらうようにするには何が出来るのか。

業界としては考えることがたくさんあるけれど、今はまだ、目の前の利用者さんの幸せを考えないといけない時期にいる……。
下っ端は難しいなぁやっぱり。頑張って出世したいと思います。