■8/24■
促進剤は効いているようで、痛みが強くなってきて、子宮口も少しずつ開いてきているようだ。
夜中薄明かりの中で「キタ!」という私の声で、旦那サマが腰をさする。
これを何度繰り返したことか。。。
そして、あまりの痛みのせいか、あるいは脱水症状だったところに急に無理やり食べ物や飲み物を詰め込んだせいか、思いっきり吐いてしまう
吐きそうな予感があったので、ビニール袋を手に持っていたので、周りを汚さずにキレイにはけた。
...が、ビニール袋が真っ赤

!
吐いただけならそのままやり過ごすところだけど、真っ赤!
これはマズイ!
とうとう血を吐いた!
「ナースコール!ナースコール!」
旦那サマに看護師さんを呼んでもらうと、部屋の電気がついた
あれっ?
真っ赤だと思っていたけど、微妙に違った。
…あっ、これ、さっき飲んだイチゴヨーグルトの色だ…
痛みに苦しみながらも苦笑(^_^;)
夜の間に子宮口5cm。
ただ夜が明けても、これ以上進まない(´Д` )
でも看護師さんが「8cmになったら分娩室に移動しますよ。」と言ってくれているので、もう少し、もう少し!と自分を励ます。
ところが9時頃に夜勤の看護婦さんが帰り、別の人が。
すると
「10cmにならないと分娩室には移れないから、まだあと半分ですね」とサラリと言って去る。
えっ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ!?
さっきの人と話が違う…

希望の灯が一瞬消えた気分…
で、結局、分娩は何時ぐらいになるのかと聞いたら
「まぁ、夜までには産めると良いですね」との返答



24日の朝には産まれる!と思っていた私たち夫婦。
あと、ほぼ1日かぁ~(ーー;)
。。。。気が遠くなる。
自分も辛いけど、旦那サマも辛そうでかわいそう。
実際、弱音を吐いていた。。。
「もう駄目だ。腰をさする腕がどうにかなりそうだし、眠いし。もうどうにかしてもらおうよ(切ってもらおうよ)」
勿論、帝王切開にする理由はない。
はぁー…
促進剤を追加、追加…そして痛みもどんどん強くなる。
お尻から何か出てきそうな痛み。
姉からは、痛み逃しにテニスボールでお尻の穴を押すと良いと聞いていた。看護師さんにも同じように薦められた。
でも私には逆効果で、お尻の穴を抑えられるのが辛かった。っていうか、イライラした。
もうウン○でも内臓でも、なんでもいいからお尻から出てしまえ~!!と、思いっきりお尻の穴から力を逃すように強く息を吐くのが、自分には合っていた。
気がつけば、陣痛室には他に3人に妊婦さんが。皆、陣痛と闘っているはずなのに、とっても静か。なんでだ?
「スーッッッ!スーッッッ!スーッッッ!」
と、やたら呼吸がうるさい自分が恥ずかしいがどうにもならない。
こんな痛みのピークでも、相変わらずお腹の張りや、下腹部痛なんてみじんもない。とにかく腰が痛い!
陣痛って、腰が痛くなることだったのか
そしてこんな時なのに、またもや普通にご飯が運ばれてくる( ̄◇ ̄;)
当然、旦那サマに食べてもらう。
昼過ぎには、嬉しいことに子宮口が8cmぐらいになってきた
しかし診察の度にグリグリ、グリグリって…( ̄_ ̄ i)
陣痛じゃなくて、グリグリで無理やり子宮広げたのか?と思ってしまうほど。
そして、いよいよ午後3時頃、子宮口10cm !!!
待ちに待った分娩室へ



ところが!!
分娩台にのって5分ぐらい…
あれ(@ ̄Д ̄@;)?
なんか痛みが来ない。
なんか楽チン

暫く待って10分ぐらいしたら痛みがやってきた。
なんと、ここにきて陣痛が弱くなってしまったのだ

促進剤は、全て使いきってしまい、これ以上使えないとのこと。
当初、分娩室には立ち会わないはずだった旦那サマも、結局、分娩室まできて、陣痛を起こすのを手伝ってくれることになった。
「はい、ご主人はここに座って、奥様は、後ろからもたれかかるように座って~。これで痛みがくるでしょう。」
。。。いやいや、なかなか来ません( ̄◇ ̄;)
「はい、次はご主人の肩につかまりながらスクワットをしてみましょうか。これで痛みがくるでしょう。」
。。。それがなかなか。。。( ̄◇ ̄;)
こんなことを続けながら、たまにしかやってこない陣痛の痛みのピークの部分でどうにかこうにか、いきんでみる。
「もう髪の毛は見えてますよ~!」
そう言われて希望は持てたものの、そこからが進まない。
たまにくる陣痛の時には、相変わらず腰がくだけそう(´□`。)
とは言え、陣痛室での痛みに比べたら弱い。
赤ちゃん、出て来れるかな~(´Д` )
なんとこの時点でも、赤ちゃんはお腹の中でモニョモニョ動いている!
胎動がバリバリ感じられた‼
赤ちゃんが弱って苦しんでいるのか?と思ったけど、赤ちゃんの心拍はしっかりしていて、まだまだ元気とのこと。
結局、看護師さん二人が私のお腹を押しながら赤ちゃんを出すことに。
痛みが一番強くなった時に、いきむ寸前に合図するように!とは言われたものの、陣痛室で感じたような強い痛みはもう来ない(・・;)
なので、適当に強くなったところで合図をしていきむしかない。
今ひとつな陣痛なのに息んで赤ちゃんを出そうとするのも、これまた辛い(>_<)
っていうか、もはや、陣痛とか腰とかより、押されているお腹が痛いんですけど(-""-;)
人間の体、そんなに強く押したら、問題なんじゃないですか?って内心思ったりもした
何度か試したけれど、結局、この作戦も駄目。
で、最後の手段で、吸引分娩することに。
産科界の決まりで、子宮口が10cmに開いたら、そこから2時間以内に胎児を外に出してあげないといけないらしい。
赤ちゃんの頭大丈夫かな~と心配した時、「会陰切開しますね」とジョキジョキ音がする。
ヒエ~!
なんか普通にハサミみたいなので切ってる~!
でも、もはや他の痛みで、切開の痛みなど全く感じない。
さて、吸引分娩。
器具を使うだけかと思いきや、またお腹のプッシュ攻撃が続いた。
内臓破裂する~!!
そんな吸引を3度程試すが、赤ちゃんがそれ以上出てくることはなし。
「吸引器を変えましょう。」と先生。
どんな器具になったのかはわからないけど、自分の感覚としては、膣の中に道路工事のドリルを入れられている感じ。
こんなんで赤ちゃん引っ張るの???
赤ちゃんの頭大丈夫???
と思いながら、お腹を押される痛みに耐えていきんでいた。
「はい、頭出ました~



!」
その後は、あっと言う間。
よく言う「ドゥルン」という表現がぴったりな感じで、赤ちゃんが出てきてくれた!
16時17分。
予想の2800gを上回るどっしりとした3186gの女の子。
すぐに「オギャ~!」っていうのを想像していたんだけど
「エ゛エ゛エ゛エ゛~!」
....なんだか弱ったヤギが泣いているみたいな声だ(^^;;
誕生に感動しながらも笑ってしまった。
直後は
「産まれた感動<終わった解放感」
って感じ。
でも産まれてきた赤ちゃんの声を聞いて涙をぬぐっている旦那サマを見て、私もうるっっときた
その後は胎盤を取り出してもらい、見せてもらった。
なんと

!
普通500gぐらいの大きさの胎盤が、私の場合950gもあったとさ!
そりゃ、直前まで赤ちゃん元気いっぱいなわけだ。
分娩室で休んでいる間、赤ちゃんをずっと眺めていた2時間
赤ちゃんの顔をみたら陣痛の辛さなんて忘れちゃう、とよく言うけど…いやいや、あれは忘れない( ̄_ ̄ i)
辛かった~
結局、母子手帳によると「分娩所要時間」36時間27分。
長い出産だった~

やっぱり高齢だから微弱陣痛になってしまったのかなぁ。。。(´・_・`)
何はともあれ、無事に産まれてホッとした

高齢出産なのに羊水検査を受けていなかったから、内心、少しの不安はあったけど、五体満足に元気に産まれてくれて良かった~(^^)
長い間、待ちに待って、こんな辛い思いをして出会えた赤ちゃんだから、グズって眠らせてもらえなくても、意味不明にギャン泣きされても、可愛くて可愛くてたまらないです。。。。

自分も、旦那サマも、赤ちゃんも、みんな頑張った出産でした

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