堺市中区のマンションで生後2カ月の女児が頭を揺さぶられ死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された母親の武中明日香容疑者(24)が、「夫が育児に協力的でないので悩んでいた」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。武中容疑者は育児を相談していた堺市中保健センターに「首を絞めてしまうこともある」と話していたことも判明。府警は武中容疑者が孤立感を深めて虐待に及んだとみて、同日午後に殺人容疑で送検、育児状況を詳しく調べる。

 捜査関係者などによると、夫(23)は綾音ちゃんが昨年11月に生まれる前には堺市の出産前教室に参加することもあったが、誕生後は積極的に育児に関わっていなかったという。

 武中容疑者は出産後、夜泣きなどでストレスを募らせており、夫に対して「育児態度に不満を持っていた」と供述。その一方で、「夫と交際していたころの生活に戻りたかった。綾音がいなくなればいいと思っていた」とも話しているという。

 堺市によると、武中容疑者は事件3日前に堺市中保健センター職員が自宅を訪問した際に「子供がかわいいと思えない。首を絞めてしまうこともある」と訴えていたという。

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 【奈良】キャベツの下に大根がくっついた奇抜な野菜「キャベコン」が、大和郡山市額田部南町の県フラワーセンターに登場した。これまでに見たことがない変わった野菜で、訪れた人たちの関心を集めている。【山崎一輝】

 「キャベコン」は、キャベツの根にカビがついてこぶができる「根こぶ病」対策で、農研機構近畿中国四国農業研究センターが開発した。県フラワーセンターでは、植物の不思議さと可能性に触れてもらおうと、棚田一治・総括研究員(62)が栽培した。

 昨年9月、発芽したばかりの大根の苗にキャベツの苗をつなぐ「接ぎ木」をし、「温度管理が難しく、成功率は7%と低かった」(棚田研究員)が、約7カ月で9株が育った。鑑賞用だが、大根もキャベツも単独で栽培したものと変わらない味が楽しめるという。

 センターを訪れ、初めて「キャベコン」を見た大和郡山市永慶寺町の無職、岡崎邦和さん(73)は「植物の神秘がよくわかり、おもしろい。一度、味見してみたい」。棚田研究員は「子どもから大人まで多くの人に見てもらって、なぜこんなものができるのかを、楽しみながら考えてもらえれば」と話していた。

 同センターは現在、栽培中のキャベコンがいつ花をつけるのか、開花日を当てるクイズを実施している。正解者に抽選で1人、観賞用キャベコン1鉢を贈る。はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号、性別を書き、〒639-1034 大和郡山市額田部南町160 県フラワーセンター「キャベコン花当てクイズ」係へ。4月10日締め切り。問い合わせは同センター(0743・59・0075)。

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