今日、仕事が終わる直前、元彼のお母さんからLINEが来ていた。

「仕事が終わったら電話をもらってもいいですか?」

何だろうと思ったと同時に嬉しかった。

元彼のことをまだ引きずっていたから、少しでも繋がれる気がして。

仕事が終わったら早速電話をかけた。

元彼の家族とは仲良くしていたからとても懐かしい声だった。

元彼のお母さんは生命保険のセールスレディ。

「年に一度の契約確認でサインが必要だから会わないか」と「新しい商品が出たから、今契約しているものから乗り換えないか」という内容。

予想していた通りの内容だった。

私はいい「カモ」だと自覚しているけれど断れない性格。

それを元彼のお母さんも知っている。

「ノー」とは言えず、少し高くなる生命保険の乗り換えを承諾した。

電話で元彼の話は出なかった。

電話を切った後、ふと思った。

「鬱で休職していた私が新しい保険に入れるのだろうか」

思い切って、LINEで元彼のお母さんに鬱で3ヶ月休職していたことを打ち明けて、新しい保険に入れるのかを確認した。

すると、「ごめんなさい、それだと無理です。また今度ゆっくり会おうね」という内容が返ってきた。

何だか胸に引っかかるものがあった。


契約確認のサイン、いらないのかな…


結局私はただの「カモ」だった。

元彼のお母さんにとってわたしは、営業成績の一部。

きっとそうなのかもしれない。

何だか悲しくなった。

そんな一日。