眼鏡っ子Aの実家は
北九州だった
俺は何度も行ったことがある
馴染みの土地だ
運命か…?
どこかで見かけた気がするのは
そのせいだったんだ
愛しさが込み上げる………
彼女たちは
祭りに向かった
賑やかな太鼓の音…
きらびやかな神輿…
はっぴ姿の男たち…
興奮した眼鏡っ子Bは
東京に一人持って帰ろうと
目をギラつかせた
冗談じゃない!!
たかがはっぴ姿……
素の姿も分からないヤカラに
持ってかれてたまるか!!
そんなにはっぴが良いなら
今度ライブで来てやる!!
それくらいするさ!!
キミのためならば……!!
…おっと。
一人で取り乱してるうちに
実家に着いたようだ
駐車場に作られた
手作り感満載のBBQスペース。
外の天気など関係なく
小さい網に
野菜・肉・たけのこ・赤ウインナーなど
たっぷりと焼いている
『火が弱くない?』っと
何度も言っていたが
網に食べ物を
乗せすぎだと思うのは
俺だけだろうか?
まぁいい。
楽しそうだから。
酒を飲んでもいいし
BBQを飲んでもいい
たけのこ焼いてもいい
二人が腹を抱えて笑えてれば
なんだっていいんだよ…
ひとしきり食べると
ボーリングに向かった
ほんとにタフだ…
2チームに分かれてやるらしい
仲間に入りたい衝動を
必死に押さえる。
しかしその気持ちは
一瞬にして消えた
なぜならば
動きが変だからだ…
なんだろう…?
あの変なポーズは…?
ドスンっ!と
地響きすら起こしている
ダメだ
マネできない。。。
雨だからって
40前のおっさんが
つるっと滑るなんて
マネ出来るはずがない。。。
でもやっぱり
楽しそうだ
キミがまた笑ってる
子供の様な笑い方で…
いつものように笑ってる
ボクもまた癒される…
数え切れぬ思い出の中
キミと居る日々が
何より幸せで
ボクの顔はニヤけてしまう…







