D'ERLANGER
アルバム「Sixx」
D'ERLANGERの4年振りのオリジナルアルバムであり、通算6作目の今作。
ここにたどり着くまでにはバンド内で様々な葛藤があったと想像できるが、今作はD'ERLANGERが正攻法で作り上げた作風となっている。
1曲目のインスト「XXis」はカオスの様相を呈し、聴き手をいきなり淫靡な世界へと誘う。
2曲目「MY BLOODY BURROUGHS POEM」に「deep inside」とkyoが囁く部分があるが、これが何ともエロい。
3曲目以降も彼ら特有の世界観を作り上げる「変拍子」や「官能的な歌詞」が随所に散りばめられている。
このアルバムの核となる楽曲は、個人的には4曲目の「Beast in Me」と7曲目の「Crimson Crow」と考える。
前者はこのバンドの持つ躍動的な部分を象徴しており、後者はもう一つの側面である物悲しさを持ち合わせた激情的な部分を象徴しているように思える。
彼らの全ての楽曲の底流にはエロスが在る。
そのエロスが彼ら特有の世界観で味付けされたとき、聴き手は中毒症状を引き起こす。
病名「恍惚」
