どうも、お久しぶりです。
前回の投稿が5月でビビっております。時の流れが早すぎる。。
いつもいいねやコメントをありがとうございます。しっかり読ませていただいております🙇🏻♀️嬉しいです…!
さて今回は、私が幼少の頃に読んだ忍者漫画、白土三平先生の「サスケ」のファンアートを描きました。
仕事の合間にどぅあーっと描いたものなので簡単な絵です・・・
小さい頃、狂ったように読んでいた「サスケ」。1961年から1966年に少年漫画雑誌「少年」で連載されていました。うちの親が生まれる前の作品だと知って驚き。。。
「サスケ」を読み始めて白土先生のタッチに惚れてしまい、おかげで「忍者と言えば白土三平」というイメージが今でも強いです。サスケ以外にも「ワタリ」「カムイ外伝」などなど。。。
もちろん「NARUTO」も世代でしたので大好きでした。
私と同年代で白土作品を知っている人はかなり少ないのではと思います。
白土先生の、コロコロとしたタッチのサスケがとても可愛くて大好きです。
サスケに限らず子供の描写がみんな愛らしいので、子供を描くのが好きな私にとってとても勉強になります
たまに、可愛いサスケが大人のようなキリッとした表情になる時があり、おそらく私にとっての「ギャップ萌え」は
彼が初めてだったのではないかと・・・というどうでもいい話はさておき、サスケの可愛らしさとは裏腹に物語はとても真面目。シビア。厳しい現実。登場人物が容赦なく死にます。子供も死にます。情け皆無。ちびっこ向け漫画にしては過激な物語という印象。忍者の世界怖い
容姿も可愛く、感情豊かで心優しい少年、主人公としては完璧な人格者。
そんなマスコットのように可愛い彼ですが、大の大人をあの世へ送ることも。普通に強い。
でもなんだかんだで子供時代はまだまだ未熟な描写が多く、この先の展開が気になる物語構成になっていて面白いです。
様々な苦難、悲惨な経験を越えてだんだんと成長していくサスケ。どんどこ強くなっていきます。
幼少から少年、少年から青年、と徐々に変わっていくのですが、サスケが大人になるにつれ読んでいてつらさが増していった記憶があります。後半の巻が今家に無く、ほぼうろ覚えですが一言で言うとシンドイ。
最終回、今までにも数多の悲しい出来事があったというのにさらに追い打ちをかけるかのように、バッドなエンドがやってきます。幸せなひと時はほんの一瞬で・・・。この先の物語想像したくないぐらいに心が抉られました。最後のサスケの表情だけは忘れられないです・・・つら。
このまま死んでしまうのか、それとも虚無にのまれながら一人悲しい過去を背負って生きながらえるのか・・・(←結果的にあとの物語を想像してしまう)
サスケの最終回に関しては、読まなきゃよかったという感想を持つ人もあれば、白土先生らしいラストで好きだという人もいたり。ちなみに私は後者。しんどい内容ではありますが、忍者アクションが本格的でシビれます。私的には最高傑作なのではと思っている作品です。
久しぶりに最終巻が読みたくなってきたので、また古本巡りでもしに行こうと思います^^
ではではさよなら