帝王切開の話
続きまして、チワワの帝王切開の話。
長文になりますがご了承ください。
結果から言いますと…
3匹中
3匹が…
男の子でした♂
1匹だけ蘇生に時間が掛かりましたが、みんな無事に産まれました♪
お母さんも麻酔から無事に覚めて、夜はおうちへ帰りました。
飼い主さんもとても喜んでいました。
本当によかった♪
帝王切開の時うちの病院では、獣医師が子宮から取り出した胎盤をAHTが受け取り、その胎盤を破って中に入ってる胎児を取り出します。
次にヘソの緒を絹糸で結んで切断します。残しすぎないよう、おへそに近いところで結んであげます。
さぁ、ここからが勝負!
胎児の体の中に残ってる羊水を外へ出してあげて呼吸を促します。
この時の方法、始めてみた時はさすがにビックリしました!
胎児をタオルでくるみ片手で体を支え、もう一方の片手で頭と首を固定します。
そして…
おもいっきり縦に振ります!
こうして遠心力(だと思うんですが…)で体内の羊水が鼻や口から出てきます。
何度か振ったら体をこすって、温めると同時に刺激を与えて呼吸を促します。
振ったり刺激を与えたりを繰り返すと、徐々に口をパクパクさせて呼吸を始めてきます。
ここまできたらあと一息!
刺激を与えたら少し止めて、パクパクと呼吸をしたらまた刺激を与えて、また止めてまた呼吸したらまた刺激して……
と徐々に刺激する間隔をあけていき、なるべく自分で呼吸をさせるようにします。
これを続けていくと…
『…クゥ』
『…クゥクゥ』
『キャァ!キャァ!キャァ!』(悲鳴ではありません!)
と、鳴き始めます。
この瞬間がとっても感動します!この仕事をしてなければ味わえない物だと思います☆
ここまでくればひと安心。
体をキレイに拭いてあげて、外見で異常が無いかを確認して、保育器へ移します。
あとは獣医師がお母さんのお腹を縫合し閉じて、麻酔から覚めたら終了です。
お母さんわんこ・子わんこたち・飼い主さん、おめでとうございます☆
先生・スタッフのみなさん、お疲れ様でした!
そして、最後まで読んでくれたみなさま。
昼間のブログを見て気にかけて下さっていた方々。
本当にありがとぅございました~☆
長文になりますがご了承ください。
結果から言いますと…
3匹中
3匹が…
男の子でした♂
1匹だけ蘇生に時間が掛かりましたが、みんな無事に産まれました♪
お母さんも麻酔から無事に覚めて、夜はおうちへ帰りました。
飼い主さんもとても喜んでいました。
本当によかった♪
帝王切開の時うちの病院では、獣医師が子宮から取り出した胎盤をAHTが受け取り、その胎盤を破って中に入ってる胎児を取り出します。
次にヘソの緒を絹糸で結んで切断します。残しすぎないよう、おへそに近いところで結んであげます。
さぁ、ここからが勝負!
胎児の体の中に残ってる羊水を外へ出してあげて呼吸を促します。
この時の方法、始めてみた時はさすがにビックリしました!
胎児をタオルでくるみ片手で体を支え、もう一方の片手で頭と首を固定します。
そして…
おもいっきり縦に振ります!
こうして遠心力(だと思うんですが…)で体内の羊水が鼻や口から出てきます。
何度か振ったら体をこすって、温めると同時に刺激を与えて呼吸を促します。
振ったり刺激を与えたりを繰り返すと、徐々に口をパクパクさせて呼吸を始めてきます。
ここまできたらあと一息!
刺激を与えたら少し止めて、パクパクと呼吸をしたらまた刺激を与えて、また止めてまた呼吸したらまた刺激して……
と徐々に刺激する間隔をあけていき、なるべく自分で呼吸をさせるようにします。
これを続けていくと…
『…クゥ』
『…クゥクゥ』
『キャァ!キャァ!キャァ!』(悲鳴ではありません!)
と、鳴き始めます。
この瞬間がとっても感動します!この仕事をしてなければ味わえない物だと思います☆
ここまでくればひと安心。
体をキレイに拭いてあげて、外見で異常が無いかを確認して、保育器へ移します。
あとは獣医師がお母さんのお腹を縫合し閉じて、麻酔から覚めたら終了です。
お母さんわんこ・子わんこたち・飼い主さん、おめでとうございます☆
先生・スタッフのみなさん、お疲れ様でした!
そして、最後まで読んでくれたみなさま。
昼間のブログを見て気にかけて下さっていた方々。
本当にありがとぅございました~☆
