2日

内出血は更にひどくなって
いた。
痛みも一緒…

毎日ナースが来て
1日2回は点滴をする

その日は最悪だった。


ナース
『鈴村さーん!点滴しますね』


『あっ…はい』


ナース
『腕出して貰っていいですか』

ブスッ

注射をさした。

ナース
『あれ?上手くいかないな、もう一度やりますね』

ブスッ

ナース
『ん~血管細いですね…もう一回行きますね』

ブスッ


…………


ナース
『違う人を呼んできます』


おいっ!!!
って感じになった


新しいナースが来た
ナース
『はい!じゃあ行きますね』


ブスッ

ナース
『あれ?もう一度』

ブスッ

………………

おいおい
大丈夫かよと思いつつ

10回もやられてしまった


あれはしんどかった…



夕方頃に
バイトのオーナーと店長の明美さんがお見舞いに来た。
二人は夫婦である。


お見舞いに本を買ってきて
くれた。

なにかな?と思ったら

就職の面接の本だった


明美さんが
『翔平!もうすぐ試験でしょ?しっかり勉強しなさい』


そうか就職試験
も二週間しかないのか

正直入院なんてしてる
場合ではない



すると明美さんが


『翔平!傷口見してごらん』



『えっ?嫌ですよ。恥ずかしいじゃないですか』

明美さん
『恥ずかしいもどうもこうもあるか!いいから見せなさい』


『え~じゃあ傷口は恥ずかしいんで内出血を見せますよ』

青紫のとこを見せた

明美さん
『なにこれ?えー?大丈夫なのこれ?』


『わからないです。放置すれば消えるみたいなんで』

明美さん
『これ本当に消えるの??』


めっちゃ心配してくれた。
明美さんは息子みたいに
可愛がってくれる




続く…
31日

その日は特にすることは
なかった。

TVをつけたら
24時間テレビがやっている
ただそれを見ていた。

やっぱり俺は
涙を流していた…

後の方から内容が
太鼓をやりだして見る気が
失せたので切った。


すると
親が来た。


今日は何を持ってきたかな
っと思ったら

ゼリーとヨーグルト
ありがたい。


だが…


あるものも持ってきた

そう
高校の夏…
宿題しかない

俺は入院してるのに
なんでやんなきゃいけないんだと
思った。


だがすることない俺は
宿題をやっていた

ただ、宿題をやっていた
がんばってがんばって
解き続けた


すると
高校の連れ『谷川』から
メールが来た

内容は
家庭科の宿題やった?
明日から学校だね

もちろんやってない
そうか…
みんなは学校か




…………はっ…学校??
俺学校行けないじゃん!
なんで今こんなにがんばって
宿題してるんだ!?

心に余裕が出来た。
良かった…



谷川には
まだやってないよ!
俺は明日学校に行けないんだ~

と、送った


返事が来た

なんで??

聞かれると思った



正直に病気のこと入院してる
ことを素直に言った

びっくりしていた

それもそうだろう。


この日は直ぐに眠りについた




9月1日
学校は始業式


俺は入院…

セクシーラインのまわりの
内出血はドンドン増すばかり

ついにはお尻の方まで
来ていた
痛みは変わらない。


1日は月曜日

月曜日と言ったら
ジャンプの発売日

親に買ってきてとメールした


すると一通のメール
谷川だった。

元気かい??
そうそうあと堀川(クラスメート)が
『スズ(俺)24時間に出てたよね!』って言ってたよ。
あと、井手(担任)が
皆に入院してること言ってたよ



と、来た。


は????24時間テレビ??
出てるわけないやん!!
入院してるから…

ま、井手が言ったなら
知ってるか。


俺は返事した
24時間テレビで何してたの?って返事した


そしたら

太鼓を叩いてたんだって
似てる人がいたんじゃない?


太鼓?
俺が見る気失せて
切ったとこじゃん!!

見とけば良かった
俺に似てる人が見たかった




そしたら親が仕事を
終えて病院まで来た。

ジャンプを買ってきてくれた

月曜日の唯一の楽しみ

みれて良かった。

見終わった頃に

連れがお見舞いに
来てくれた。


かっしーと樋口とサキとつっちー(高校の連れ)
が来てくれた。


つっちーは
島に住んでるのに
わざわざ来てくれた。

つっちーわざわざありがとう。
皆もありがとう。


病室で皆と話して
皆は帰って行った。


夜…
俺は寝る前に
イヤホンを挿して
携帯で音楽を聞いた。


曲は
『Love&Joy』
入院してても
なんか元気が出てきた




続き

入院生活は暇だ
やることがない
携帯を見るか本を読むか

すると…
担当医が来た。

担当医は1日一回
様子を見に来る。


担当医
『様子はどうですか?』


『まだ痛いです』

担当医
『ちょっと傷口見してもらって良いですか?』

傷口を見られた
傷口にはガーゼが被さって
あってまだ自分では
確認をしていなかった。

担当医
『今のとこ大丈夫そうですね。ガーゼ外しときましょう』

自分で傷口を確認した

痛々しい感じがした…

だがその時
一つ疑問が出来た

傷口がボンドでくっついて
いるのだ

俺は聞いた


『あの…なぜ傷口がボンドで?縫うんじゃないんですか?』

担当医
『これでくっつくんですよ』

俺は疑った…
誰もが疑う

俺は医者を信じた




親が来た
入院用の着替えを
持ってきてくれた。

それとゼリーやヨーグルト
も買ってきてくれた。

ものすごいありがたかった。
今でも親には感謝してる

その日の夜は
直ぐに眠りにつくことが
出来た。




30日

入院約2日目
今日は退院出来ると
思っていた

だが…

俺の体に異変が起きた

がんばってトイレに行き
トイレに着いて傷口を確認
してみたら

傷口の周りが
青紫っぽく体が変色してる



直ぐ様部屋に戻り
ナースコールでナースを
呼び
担当医を呼んでもらった

担当医
『これは内出血してるなあ…』


『えっ…なんでですか?』


担当医
『多分歩いたからでしょう。体内の傷口が開いたのかもしれません』



『大丈夫なんですか?』


担当医
『しばらく安静にしてください。』



『入院は延びそうですか?』


担当医
『そうですね…』


やった…

俺は嬉しかった
痛いし暇だけど
入院は寝てるだけでいい
ご飯も運んできてくれる
めっちゃ楽ではないか。

担当医
『それとトイレ行くときは車椅子を使ってください』


『マジですか??』

すごく嬉しかった
車椅子…楽しそうな乗り物ではないか
実際は腕が疲れるが
楽しい。



夜になり
TVをつけた

そしたら24時間テレビが
やってるではないか

俺は24時間テレビを見ると
直ぐに泣いてしまう

夜中の3時ぐらいまで
見て寝た。

枕はすごく濡れていた…




続く…