人間というのは「勝手に」期待する生き物だ
きっとこうしてくれるだろう...
こうなったらいいな
こうなるといいだろう
そういうのはね
とことん働かない!
自分が「やる」わけでもなく、
自分が明確に「依頼」したわけでもないのに、
自分以外の誰かが、自分の「期待」どおりに
動いていくれるなんて、おこがましいんだ。
自戒も込めて。
「勝手な」期待なのに、
期待はずれだと、がっかりするし
あらゆる悲しさや寂しさを伴うだけじゃなく
どちらかからどちらかへの
「勝手な」期待なのに、
期待されたのにやらなかった方が
悪いみたいになるのも
期待してたのにっていって
怒りだすのも、
どっちも、なんだか嫌な場を創りだす。
どんなに誰かに期待されていても
「やらない」ものは「やらない」し
どんなに誰かに期待しても
その人はその人で
「やる」ことを「押し付ける」ことはできない。
なのに
「期待」しちゃう生き物なんだな、きっとだけど
「こういう期待」があるよ、あったよっていう
隠されずに適切に、
本物のコミュニケーションがされていくことが
勝手に生まれ行く期待の元に
人と人とが繋がりゆく秘訣なのだろうな。